EXOやTWICE、MVでもおなじみのあの場所、実は“幽霊駅”だった
2020年01月15日

韓国ソウルの地下鉄には使用されずに放置されいわゆる“幽霊駅”と呼ばれる場所がある。
現在は本来の用途とは異なり、ミュージックビデオやドラマの撮影現場として活用されている。
暗く陰惨な雰囲気を漂わせる空虚なトンネル。ボーイズグループEXOの「LIGHTSABER」のミュージックビデオのオープニングシーンだ。
ガールズグループTWICEの「CHEER UP」のミュージックビデオはメンバーたちが歌いながらトンネルを歩いている。センターのミナが両手で銃を構えたポースでも有名だ。
この2つのシーンは全て同じ場所で撮影された。
2号線の「新設洞(シンソルトン)駅」の地下3階のプラットホームだが、乗客の姿は全く見られない。
1974年に5号線との乗り換えを念頭に作られたものの、計画が中止され閉鎖されたのである。
そのため数十年放置され、恐ろしささえ感じる場所と化し、“幽霊駅”と呼ばれている。
一方、3つの鉄の門をくぐると薄暗い空間が姿を表す6号線の「新堂(シンダン)駅」の地下1階乗り換え通路。
この場所もまた放置された“幽霊駅”である。
ソウルの地下鉄駅にはこのように使用されていない乗り場が5か所あり、すべて路線計画変更に伴い放置された場所だ。
「新設洞駅」と「新堂駅」のほかに、「論峴(ノヒョン)駅」、「永登浦市場(ヨンドゥンポシジャン)駅」、「新豊(シンプン)駅」にも地下に“幽霊駅”が隠れている。
「新設洞駅」の場合、特有の雰囲気のためドラマや映画のロケ地としてもしばしば活用され、すでにSNSで話題になっている。
ソウル交通公社メディア室のユン・ガンジェ主任は「長期的にはロケ地としてや複合文化空間として開放したり開発することを考慮している」と今後の活用方法についてコメントを残した。
このようにソウルの地下鉄駅は文化・芸術空間に変身しており、これから映画やドラマ、ミュージックビデオを見るときの楽しみのひとつになりそうだ。
