映画『ヒットマン』主演のクォン・サンウ…「観客との接点を探す作業が面白い」

2020年01月16日

俳優クォン・サンウがコメディ映画で帰ってきた。お得意のアクションも同時に披露する。
今月22日に公開予定で、旧正月の韓国劇場街に乗り込む新作映画『ヒットマン(原題:히트맨)』。同作品でクォン・サンウは、ウェブ漫画作家になるため、国家情報院を脱出した伝説の暗殺要員“ジュン”を演じた。長い間鳴かず飛ばず、さらには悪質コメントに苦しんでいたジュンは、酔った勢いで国家1級機密の内容の漫画を描いてしまい、国家情報院とテロリストのダブルターゲットになる。
鍾路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)で会ったクォン・サンウは、コメディとアクション両ジャンルに対する愛情を思い切りぶつけた。
「コメディ映画は、観客との接点を探す作業なので面白い。私が面白いと思った部分とは違うシーンで観客が笑う時もある。アクションは、私を最もよく表現することができる方法だと思う。だから運動もして、いつでも準備できる状態でいたい」
『ヒットマン』を演出したチェ・ウォンソプ監督は、最初からジュン役にはクォン・サンウを念頭に置いていたという。クォン・サンウは「監督が直筆で手紙を書いてくださり、心が動いた」と振り返った。
「だからと言って、手紙が決定的なきっかけだったわけではない(笑)まず、シナリオが面白くて遊び心があった。また、映画でジュンの娘である“カヨン”(イ・ジウォン)がパパを応援してくれるという内容が、監督の実体験から出てきたエピソードだという事を知ってさらに心が動いた」
映画の中でジュンは、無能な家長だと家で小言を言われたりもする。これを演じながら、クォン・サンウは自身の家族を思い浮かべたという。
「この映画の最も重要なテーマは、家族。娘と妻に、望み通りすべてしてあげられないもどかしさや切なさがある。私も父親なので、さらに感情移入した部分があった。だから演技をする時、プレッシャーはなかった。家で小言はたくさん言われる。“トーン”は違うが、ほぼ似たような内容だと思う(笑)」
クォン・サンウは、昨年の下半期に公開された『二度しましょうか(原題:두번할까요)』や『神の一手:グィス編(原題:신의 한 수: 귀수편)』に続いて『ヒットマン』に至るまで、立て続けに映画3本の主演を担った。先に公開された映画2本は、ヒットには至らなかった。
彼は「昨年と今年の歩みが私にとっては重要だ。『ヒットマン』がヒットすれば、より良いターニングポイントになると思う」と話した。
「『神の一手:グィス編』の時は、目標値があったのに、劇場でのスコアが思ったよりも伸びず、残念だった。『ヒットマン』は、私が持っている能力を最大限注ぎ込もうとした。『ヒットマン』と競うことになる映画すべて、優秀な俳優が出ているので結果がどうなるかはわからないが…。私が出演した映画の中で初めて、息子の手を取って一緒に見ることができる映画だと思う。もし続編が出るようなことがあれば、成功したと言えるのではないだろうか」
彼は「さらに歳をとる前にメロ演技をしたい」と強調した。
「私がけん引していく作品をやるのは、長くてもあと5年くらいだと思う。それ以降は、“良い俳優”として使われることができれば果敢にやろうと思う」
ドラマ「悲しき恋歌」(2005)では、「ヤドカリ」と言われる名シーンで話題をさらった。世間でコメディのイメージが強くなったことについては「私の名前を呼んでくれるだけでもありがたい」と明かした。
「俳優は忘れられてはいけない。そのように私を覚えてくださっているので嬉しい」

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