BTS、新譜で“ワールドスター”の存在感を立証…「どこまで跳躍するか」専門家たちが分析
2020年02月26日

ボーイズグループBTS(防弾少年団)がアメリカの「ビルボード200」とイギリスの「オフィシャル・チャート」のアルバムチャートで再び同時トップを予告し、グローバルなスターダムを重ねて誇示した。
ビルボードは今月24日(現地時間)、BTSが4thアルバム『MAP OF THE SOUL:7』で、来週のメインアルバムチャート「ビルボード200」に1位で初ランクインをする見通しだと報じた。ビルボードと2大ポップチャートに挙げられるイギリスの「オフィシャル・チャート」も同日、BTSのアルバムチャート1位を予告した。
昨年4月にリリースされたミニアルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』に続き連続で米英アルバムチャートを席巻し、言語や国家、文化圏を超える影響力を改めて見せた。
◇ファンダムを超え“文化現象”…スターダムを再証明したアルバムチャート席巻
すでに大衆音楽界では「国家的文化現象」として位置づけられるほど、巨大なBTSのファンダムを考慮すれば、今回もアルバムチャートのトップは確実視される見方が多かった。
特に今回のアルバムの売上高は前作の『MAP OF THE SOUL:PERSONA』も更新し、記録的な数値を見せた。韓国国内の音盤販売量集計サイト「HANTEOチャート」によると、今回のアルバムはK-POPで初めて販売初週販売量(初動)300万枚を突破した。これは発売65時間で打ち立てた記録だ。
大衆音楽評論家のイム・ジンモ氏は「世界的な面でBTSの音楽を注視し、支持し、応援する人々、いわゆる莫大なファンダムがあるという証明」だとし、アルバム販売量の上昇は「BTSのスターダム規模が上昇しているという証拠」だと述べた。
ビルボードはBTSの1位を予告する記事で「『MAP OF THE SOUL:7』はコンサートチケットやMD(マーチャンダイズ、商品)と連携せず、強力な販売高を挙げたということが注目に値する」と言及。
最近にはカムバックステージ自体を「ビルボード・ミュージック・アワード」などの授賞式や、「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」などアメリカのテレビ番組で行い、現地の大衆を積極的に攻略した。
今回のアルバムタイトル曲「ON」も、日本時間で今月25日に放送されたNBC「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」を通じて初めてパフォーマンスを披露した。
多人種社会であるアメリカの中心地ニューヨーク、そして普段は数多くの人が交差するグランドセントラルターミナルの駅で、韓国アーティストであるBTSのメンバーたちと現地のマーチングバンドやダンサーたちが大規模なパフォーマンスを繰り広げた。リーダーのRMが言及した「言語、国籍、人種を超越」という文化をそれ自体で表現した場面だ。
大衆音楽評論家のパク・ヒア氏は「防弾少年団ではない“BTS”という名前で頂点を極めるための努力は続けられた」とし、「韓国語でアルバムを出しながら、西欧圏の有名アーティストたちとコラボレーションを行い、言語や人種、アイドルバンドに対する偏見を破り、ファンダムである“ARMY”を超えた大衆にもBTSの名前を知らせることに成功した」と指摘した。
◇シングルチャートに注がれた目…批評的な成就にも注目
もはや関心はBTSがビルボードのメインシングルチャート「HOT100」のランキングに象徴される「ヒットソング」に、世界音楽市場で大衆的な基盤もより拡張できるかどうかに注がれる。
大衆音楽評論家のチョン・ミンジェ氏は「すでに“BTS”という名前自体はアメリカの大衆にものすごいアイコン」だとし、「楽曲からこのグループを知ることができたらと思う」と述べた。
アルバムチャートと双璧をなす「HOT100」はラジオエアプレイやストリーミング実績、販売量などを合算し毎週アメリカで最も人気のある楽曲の順位を付けている。
これに先立ちBTSは『MAP OF THE SOUL:PERSONA』のタイトル曲「Boy With Luv」で「HOT100」で歴代最高順位の8位を記録し、8週間チャートを守った。28位まで上った「MIC Drop」では10週間チャートにランクインを果たした。
ニューアルバムのタイトル曲「ON」はBTSだけが歌うバージョンとポップスターのSiaがフューチャリングしたバージョンの2種類があり、ビルボードのシングルチャートには合わせて集計されるという。
BTSはすでに産業的には“成功街道”を立証している。ニューアルバムの成就を数値上、記録以上の次元で注目してみる必要がある。
BTSのメンバーSUGAは前日の記者懇談会で「記録による成果よりは達成感が重要な時期」とし、「僕たちにできることや楽しめることを考えながら進めていけば、良い成果があるのではないかと思う」と述べもした。
「内面の告白」を多彩なジャンルで表現したニューアルバムが批評的にも韓国内外でよい反応を得ていることは注目に値する。イギリスの新聞「インデペンデント」や音楽専門誌「NME」、アメリカの音楽メディア「ローリング・ストーン」などは今回のアルバムのレビューで5つ星ランク中、4つ星を与えた。
チョン・ミンジェ氏は「国際的な感覚とBTSが持つ作家主義的なアイデンティティ、グループだけの音楽的なカラーがよく調和したアルバム」だと評価した。
大衆音楽評論家のランディ・ソ氏も「さまざまなジャンルの試みと楽器の使用、外部の作詞・作曲家の起用などの豊かさという面から、BTSのディスコグラフィで最高の成就だと見ていい」と指摘した。
また「主流市場でも批評的に賞賛された(Critically acclaimed)アルバムになるという予想が可能だ」とし、「これまでBTSがリリースしたすべてのアルバムの中で、最もグラミーへのノミネートの可能性が高いと思う」と述べている。
