映画『悪夢』主演のオ・ジホ…「神秘的で奥深い感じに魅了された」
2020年03月12日

「シナリオを読むやいなや、どこか神秘的で奥深い感じに魅了された」
映画『悪夢(原題:악몽)』で主演を担った俳優オ・ジホが、同作品との出会いを、このように振り返った。
オ・ジホは11日、公式インタビューを通じて「『悪夢』は非常に奥深く、不思議な映画という印象を受けた。シナリオを読んで湧いた疑問を晴らしたいという思いで出演オファーを受けた」と明かした。
本日(12日)公開された映画『悪夢』は、交通事故で最愛の娘を失った映画監督の父親が、自身の映画を通じて娘を生き返らせようとする物語だ。
オ・ジホは劇中、娘を失い、悪夢と現実の間で狼狽する父親“ヨヌ”を演じた。
彼は「最初は“現実と夢の境界を区別するべきなのかな”と思ったが、時間がたつにつれ“与えられたまま演じよう、理屈で演じるのはやめよう”と思いアプローチした」と述べた。
続いて「映画の中では、悪夢からもう一つの悪夢が出てくる。理解するのは少し難しいかもしれないが、映画が与える劇的な混沌を感じてもらえれば」とし「映画を見てどのような事が夢なのか、どのような事が現実なのかを当ててみるのも面白いと思う」と付け加えた。
オ・ジホは娘を失った切ない父性愛を見事に表現してみせた。
彼は「記憶に残っているのは、娘を失った後、娘の部屋のクローゼットを開けて服を取り出し、嗚咽するシーン。映画を撮影していて、一番大変で悲しかった。他のどんな撮影よりも感情を絞り出すのが大変だったことを覚えている」と振り返った。
映画監督を演じたことについては「機会があれば、監督をやってみたいという思いがあるので、映画監督をやるシーンは、楽しく撮影した」と述べた。
ソン・ジョンウ監督は『悪夢』の始まりについて「一人道を歩いていたところ、ふと“私たちが住んでいるこれは、夢なのではないか。また逆に、私たちの夢は現実なのではないか”と考えるようになった。子供を失った親は、毎日が悪夢だろう。悪夢のような日々をじたばたしながら過ごすヨヌの精神世界を映像で表現することにした」と述べた。
『悪夢』は、数多くの映画が新型コロナウイルスの影響で公開を延期している中でも、屈することなく公開に踏み切った。
オ・ジホは「大変な時期ですが、皆一つになれば克服できると信じている」とコメントしている。
