アン・ソヒョン、「ポン・ジュノ監督は徹底的に俳優の自主性を尊重する“放牧型”」
2020年03月13日

「第92回アカデミー賞」で映画『パラサイト 半地下の家族(以下、パラサイト)』が作品賞など4冠を手にし、世界の映画史だけでなく101年の韓国映画史にも新たな歴史を刻んだ。
ポン・ジュノ監督にとって『パラサイト』の前作となる『オクジャ/okja(以下、オクジャ)』の主人公ミジャ役で監督とタッグを組んだ女優のアン・ソヒョンが、ニュース番組を通じてコメントを残し話題となっている。
『パラサイト』によるアカデミー賞4冠獲得が報じられた後、「ニュース9」に出演したアン・ソヒョンは今回の受賞を聞き、「個人的に事前に予想していた」としながら、「作品賞まで受賞するとは思わなかった。ポン監督が監督賞を受賞するのではとずっと予想していた」と明かした。
アン・ソヒョンは以前からポン・ジュノ監督に対して「気楽で安定感が大きい」と述べていたそうだが、それはどういう意味なのだろうか。
彼女は「私が監督の作業スタイルを表現する時、“放牧型だ”という表現をよく使う。それが俳優たちに大きな垣根だけを与えて、その中で私たちが自由に表現できるように放っておいてくださるタイプだ。そのためとても頼もしい存在だ」と答えた。
そして「俳優も監督もお互いを信じることでシナジー効果が生じ、おそらくそういう雰囲気が演技も自然に出て、演出力も相互作用が働くのではと思っている」と話を深めた。
監督のニックネームが“ポンテール(ポン・ジュノ+ディテール)”らしいが、『オクジャ』を作業しながらも、そのようにディテールにこだわったのだろうか。
アン・ソヒョンは「現場で監督を見ているといつも率直に感心して、ボンテールというニックネームがなぜできたのか理解できる」としながら、「監督がニックネームをとてもプレッシャーに感じている」とも明かした。
そして「いつも撮影する時、理由ある執着が生まれるシーンとポイントがあるのだが、そのようなことがポン監督をブランドにさせたのではないかと思う。そんな細密な感じは演出力などを考えると、ポン監督がまず思い浮かぶ。そんなところがいつもステキだと思う」と推測した。
『オクジャ』の時もキャストたちに配慮したそうだが、撮影当時小学生だった彼女にとって撮影環境はどうだったのだろうか。
アン・ソヒョンは「海外スタッフの方と一緒にコラボした作品なので、ハリウッドスタイルで撮影を進行した。そこでは睡眠時間や食事の時間を守ることは基本で、私が学生なので勉強の時間まで確保してくださった」と述べた。
そして「マンツーマンの家庭教師をつけてくれて、撮影の途中は学校に行けないため、授業のペースなどをすべて気を使っていただいた。『韓国の撮影も青少年の俳優の方々が大変に思うケースも多いので、こんなよい制度も韓国に入って来たら…』と感心した」と自身の思いも明かした。
『パラサイト』で主演を務めたソン·ガンホは“ポン・ジュノのペルソナ”だとよく言われるが、監督作品には繰り返し登場する俳優が多い。
これに対してアン・ソヒョンは「ポン・ジュノ監督の作品に続けて出演できるかは監督だけが知っていると思うが、私は当然チャンスが訪れ一緒に作業できたらとてもうれしい」と笑みを浮かべた。
一方、アン・ソヒョンは今年放送予定のドラマ「学校2020(原題:학교2020)」のヒロインとして出演する予定である。相手役にはボーイズグループX1出身のキム・ヨハンが決定し注目を集めている。
