70年代の人気グループDick Familyのソ・ソンウォン、新型肺炎でアメリカにて死去

2020年04月14日

1970年代の人気グループサウンド「Dick Family」のリーダーでドラマーのソ・ソンウォンが、アメリカ・ロサンゼルスで新型コロナウイルス感染症により死去したことが分かった。
今月13日、歌手のウィ・イルチョンは自身のSNSを通じて「本日、ソ・ソンウォンさんがアメリカ・ロサンゼルスで新型コロナウイルス感染症により亡くなった。私にとっては先輩であり、先生のような方だった」と伝えた。
彼は「アメリカにいらっしゃる遺族の方々と40年あまりをともに過ごしてきたDick Familyの家族たちそして、ソ・ソンウォンさんを通じて知り合ったすべての知人たち。さらに『I'm nervous Nellie』や『Again Meet』という韓国歌謡をご存知の皆さんと気持ちを分かち合いたい」と綴った。
Dick Familyのメンバーである歌手イ・チャンヘンも14日、故人が新型コロナウイルスによりロサンゼルスの病院で治療を受け、日本時間13日に亡くなったと伝えた。
1972年に7人組でデビューしたDick Familyは1974年に1stアルバム、1976年に2ndアルバムをリリースした。「I'm nervous Nellie」や「Again Meet」、「White clouds and black clouds」、「Farewel」などをヒットさせ、大衆的に愛された。
純粋な歌詞に親しみのあるメロディが特徴的で、特に「Again Meet」は「今は僕たちが別れなければならない時間、次にまた会いましょう」という馴染みのある歌詞で広く知られている。当時、外来語を排斥する政府の言語順化政策のため、“ソセンウォン家族”(ソセンウォン=鼠生員)という名前でも活動。
ソ・ソンウォンはグループのオリジナルメンバーで、ドラマーでありリーダーを務めた。
彼はDick Familyの活動を辞めてからは、アメリカにわたり事業を行っていたと伝えられた。夫人は1980年代に「Wing」で愛された歌手のホ・ヨンラン。
イ・チョンヘンは彼について「実力もあり人柄もとてもよく、推進力もあったミュージシャンだった。今年1月にロサンゼルスで公演しに行き、会った時はとても元気だったが突然このようなことになった」と悼んだ。
大衆音楽評論家のパク・ソンソ氏は、「1970年代のグループサウンドは青年文化を主導した。当時グループサウンドが主に翻案曲やアメリカ的なサウンドを駆使したとすれば、ソ・ソンウォンが主導したDick Familyはオリジナル曲を中心に、韓国でのヒット歌謡を多く誕生させた。とても親しみやすいメロディで若者文化をリードし、私たちの音楽の時代を切り開いた」と述べた。

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