ユ・アイン×パク・シネ主演『#Alone』など…新型肺炎以降“夏恒例”の災害映画が続々公開予定
2020年04月15日

今年も“夏=災害映画”のヒットの法則は通じるか。
新型コロナウイルス感染症の事態で災害に対する関心がいつにも増して高まっている昨今、さまざまな災害をテーマにした作品が公開の準備に入っている。新型コロナウイルスにより、映画よりさらに劇的な現実が繰り広げられただけに、スクリーンの中の災害は観客たちにとって単なるフィクションだけで終わらなそうだ。
15日、韓国映画界によると、配給会社のLOTTE CULTUREWORKSは映画『#Alone(仮題、原題:#얼론)』を6月に公開する案を検討中だ。
『#Alone』は正体不明の感染により統制不能になった都市で孤立した生存者たちの物語を描いた作品。ゾンビを連想させる感染者たちが登場し、限られた空間を背景に繰り広げられる災害スリラージャンルだ。
俳優のユ・アインが世の中から断絶され1人アパートで生き残ったゲーマーのジュンフ役を、女優のパク・シネは生存者ユビン役を務めた。2人は孤立した状況で無線機などを通じてコミュニケーションを図り、「必ず生き残らなければならない」という意思を固める。SNSやドローン、オンラインゲームといったさまざまな現実的な仕掛けが登場し、物語への没入度を高めるものとみられる。
アメリカのテレビドキュメンタリーシリーズ「Small Business Revolution: Main Street(英題)」などを演出したハリウッドのシナリオライター、マット・ネイラーがオリジナルシナリオを書き、アメリカの映画研究所で演出を専攻し短編映画『JIN(原題:진)』で注目を集めたチョ・イルヒョン監督が脚色と演出を務めた。映画『国家が破産する日』や『MASTER マスター』などを作った製作会社「映画社チプ」の新作だ。
7月には『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督の新作『半島(原題:반도)』が公開される。『新感染 ファイナル・エクスプレス』から4年が経った後、廃墟となった地で最後の死闘を繰り広げる人々の物語で、カン・ドンウォンとイ・ジョンヒョンが主演として活躍する。
最近公開された第1次予告編はディストピア的なビジュアルと一層アップグレードされたゾンビの群れ、スピード感あふれるアクションで視線を釘付けにした。そのおかげで公開5日後には再生回数が1000万回を超えるほど韓国内外から熱い反響を得た。
『ザ・タワー 超高層ビル大火災』のキム・ジフン監督の新作『シンクホール(原題:싱크홀)』も今夏の公開を控えている。11年ぶりに購入したマイホームがシンクホール(地下空間が崩壊し大きな穴が開く現象)により墜落して起こる災害コメディジャンルだ。チャ・スンウォンが1人で息子を育てながら昼夜孤軍奮闘する「チョンウンヴィラ」の住民チョン・マンスを演じた。俳優のキム・ソンギュンがマイホームを建てる夢を叶えたが、その家と一緒にシンクホールに閉じ込められる悲運の家長パク・ドンウォン役を、イ・グァンスが職場の上司であるパク・ドンウォンとともにシンクホールに閉じ込められる後輩のキム・スンヒョン役を演じた。
通常、夏のシーズンには災害映画が多く公開される。家族とともに映画を観ながら暑さを吹き飛ばすのに最適だからだ。昨年夏にはチョ・ジョンソクとユナ(少女時代)主演の災害アクションコメディ『EXIT イグジット』が公開し、観客943万人を呼び集め夏の興行レースの勝者となった。
映画関係者は「災害映画は困難に直面した人間のさまざまな群像を劇的に見せ、観客たちから愛されてきた」としながら、「ただ、災害の状況が時代的な共感を得なければならない」と述べた。
