新型コロナに負けるな!…韓国映画、公開に向けて再始動
2020年04月16日

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、公開を延期するなど消極的な姿勢をとっていた韓国映画が、少しずつ活気を取り戻し始めた。公開日程を確定させたり、撮影を再開させたりといった動きもあるようだ。
16日、映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークによると、俳優イ・シオン、キム・ソンチョル主演の『サーチアウト(原題:서치 아웃)』(クァク・ジョン監督)は、15日の公開と同時に観客5168人を動員し、ボックスオフィス1位に上がった。韓国映画がトップに上がるのは、2月25日にトップに上がった『藁にもすがる獣たち(原題:지푸라기라도 잡고 싶은 짐승들)』以来だ。『サーチアウト』は、世間を揺るがした実話を基に作られたSNS犯罪追跡スリラーで、最近の「n番部屋」事件を想起させる内容だと関心を集めた。
他の韓国映画も続々と公開日を確定させた。10〜20代の一定の観客層が見込まれるホラー作品やコロナ疲れした人々を励ますヒーリングムービーがまず公開される予定だ。
女優イ・セヨン、パク・ジヨン主演のホラー映画『ホテルレイク(原題:호텔 레이크)』は、今月29日に公開を決めた。これに先立って、22日に試写会を開き、映画をメディアに公開する。
これまで映画界は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、試写会を控えていた。
しかしここ数日、新規感染者数50人未満を維持しており、政府が延長していた「社会的距離を置く」期限も19日に終わった。これに伴い、慎重に再開しようとする動きだ。
『ホテルレイク』は、妹を預けようとホテルを訪れたユミ姉妹が、そのホテルで経験する奇異な現象を描いたホラー物だ。様々なドラマに出演し、抜群の演技力を誇るイ・セヨンが“ユミ”役を、女優生活32年目のパク・ジヨンがホテルの社長を担った。
故キム・スファン(金寿煥)枢機卿(すうききょう:カトリック教会における教皇の最高顧問)の幼少期を扱った『あの山の向こう(原題:저 산 너머)』(チェ・ジョンテ監督)も今月30日、観客を迎える。「オセアム」などを出した故チョン・チェボン童話作家が書いたキム・スファン枢機卿の人生と精神を原作にした映画だ。女優イ・ハンナ、俳優アン・ネサン、カン・シニル、ソン・チャンウィをはじめ、応募者総数260名という大規模オーディションを勝ち抜いた子役俳優のイ・ギョンフンが熱演を繰り広げる。
俳優チョン・ウンイン主演の『シューティングガール(原題:슈팅걸스)』(ぺ・ヒョミン監督)は、来月6日公開される。
わずか13人の部員で、2009年の女王旗全国サッカー大会を制した三礼(サムレ)女子サッカー部と彼女らの永遠の師匠、故キム・スチョル監督を描く実話に基づいた優勝感動物語だ。
この他に、これまで公開を先送りにしていた作品も近日公開日を決定するものと見られる。夏の映画シーズンの幕開けである6月には、災害映画『#Alone(原題:#얼론)』や俳優ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェ、パク・ジョンミン主演の『ただ悪から救ってください(原題:다만 악에서 구하소서)』などが公開を計画している。
これまで止まっていた撮影も再開する予定だ。俳優ファン・ジョンミン、ヒョンビン主演の『交渉(原題:교섭))が近いうちにクランクインし、チェ・ドンフン監督の新作映画『宇宙人(原題:외계인)』も撮影を開始した。
