SuperM、世界で7万5000人が熱狂した生中継公演「Beyond the Future」…最先端技術で臨場感を演出

2020年04月28日

「こんにちは。お会いできてうれしいです。テミンさんに質問があります。一番好きな趣味は何ですか? 社会的距離を置くことで新しく生まれた趣味は何ですか?」
今月26日午後3時、NAVERの動画サービスV LIVEで生中継されたボーイズグループSuperMのオンラインコンサート「SuperM - Beyond the Future」での模様だ。
アメリカ在住のアリソンさんが画面を通じて質問するとメンバーのテミンは「家で映画を観たり、YouTubeで動画を楽しんでいる。やってみたいことは水泳だ」と答えた。
SuperMを取り囲むように置かれた碁盤形の大型スクリーンには、画面ごとに全世界で「Beyond the Future」を視聴するファンたちの姿が見えた。
Bluetoothのペンライトやプラカードを持った人々は実際のコンサートに来たかのように、SuperMの一言一言に歓声をあげた。
このコンサートは最近、SuperMの所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)とNAVERが締結したグローバル事業業務協約「MOU」の一環で制作されたオンライン・コンサート・ストリーミングサービス「Beyond Live」の初公演だ。
新型コロナウイルスの感染拡大により、“アンタクト(非対面)”公演が相次いでいる中、デジタルプラットフォームに特化したライブコンサートを有料(3万3000ウォン、約3300円)でサービスするのは世界で初めてだということもあり、開始前から話題となっていた。
SMによると同日の公演は計109か国、7万5000人以上が有料で同時鑑賞した。
SuperMはソロやユニット、グループでのそれぞれの楽曲などを計18曲、約2時間披露。
カメラワークと実際の空間を連動する拡張現実(AR)の合成技術を利用し、華麗な見どころを提供した。
オープニング曲の「I Can't Stand The Rain」では歌詞と調和した雨が降る場面、未発表の新曲「Tiger Inside」では鉄格子に閉じ込められたメンバーたちが飛び出す場面が3次元(3D)でリアルに表現された。
実際の公演では、アーティストがステージで表現しようとする場面をきちんと伝えることはできないが、今回の公演はそれを可能にしたという点も目に留まった。
例えばベクヒョンのソロステージでは、誰かがベクヒョンに手を差し伸べて握る場面から始まる。
まるでベクヒョンと“アイコンタクト”をしながら手を握るような感じを与えたこの演出は、カメラが映す場面だけを見られるオンラインに合ったコンサートの特性のおかげで可能だった。
観客と直接向き合わないまま、どのようにコミュニケーションを図るのかという点は、オンラインコンサートが解決しなければならない課題のひとつだ。
SuperMは画面を連動させながら一部のファンと質疑応答を行い、ファンたちがアップしたコメントを読みリアクションする“アンタクト・コミュニケーション”を試みた。
質問するチャンスが与えられた全世界のファンたちはモバイル端末で自分の姿が出てくるように映し、SuperMと会話を楽しんだ。
質疑応答をした韓国ファンのイさんは「とてもよく見えてうれしい。今は実際に公演で会うことができないが、このようなコンサートを開催され“災い転じて福となす”だ」と満足感を示した。
メンバーのカイも「長い間、直接皆さんとお会いすることが出来なかったが、こんなよい機会でお目にかかることができて気分がいい」とコメント。
リアルタイムのコメント欄には、さまざまな言語で絶えず新しいコメントがアップされた。
メンバーたちは「ずっとコメントを見ているのでたくさんアップしてほしい」とファンたちを促した。
ファンたちは事前に購入した“仮想ペンライト”や“いいね”のボタンを押し、応援を続けた。
コンサート会場のような大合唱は聞こえなかったが、声のない応援と歓声がLANケーブルに乗って広まった。
公演が終わると“いいね”は約1億1000万個を超え、コメントは36万件を突破。
臨場感を与えるため、画面で連動したファンたちの歓声が合間合間に流された。
ラスト曲「Jopping」では、コロシアムに変わったステージの前にグラフィックで作られたペンライトが波打った。
コンサートに先立ち、懸念されていた画面が途切れる現象はほとんど発生しなかった。ただ画面を連動する状態がよくなく、質疑応答を1度中断した。
リーダーのベクヒョンは「技術的に小さな問題があったが、このようなコンサートを初めて行っただけにファンの皆さんにはご理解いただきたい。小さなミスや若干ギクシャクしたことがあっても、このように皆さんに会うことができ幸せなエネルギーをいただいた」とコメント。
同日SuperMは近いうちにニューアルバムをリリースする予定だとカムバックのニュースを伝え、収録曲の一部のステージも公開した。
「Beyond Live」は中国を拠点に活動をしているボーイズグループWayV(威神V)やNCT DREAM、NCT 127が来月3日・10日・17日に順番に出演し、熱気を引き継ぐ予定だ。

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