パク・シネ、主演映画『#生きている』は「今のコロナ事態に人との出会いは希望だと共感できる作品」

2020年06月23日

「新型コロナウイルス感染症と作品が繋がり続けながら心配も多かったが、むしろそのために人との関係に対する部分にもっと共感していただけると思う」
映画『#生きている(原題:#살아있다)』の主演を務めた女優のパク・シネは、ゾンビウイルスと生存者の孤立という作品の設定と現在の新型コロナウイルス感染症が絶妙に当たったことに対してこのように表現した。
『#生きている』はゾンビウイルスが蔓延して家の中に孤立し、一歩も外に出られない生存者の物語を描く。
パク・シネはジュンウ(ユ・アイン)の向かいのマンションで冷静に生き残るユビンを演じた。ユビンとジュンウは、もう1人の生存者というお互いの存在を確認しながら、ともに生きていく希望を得る。
今月22日、ソウル鍾路区(チョンノク)昭格洞(ソギョクドン)でインタビューを行い、パク・シネは「ジャンル映画だが、他の誰かに会う時に希望を持てるようになる内容が今の事態とうまく相まっていた」と述べた。
さらに「シナリオを受け取った時は単純に面白いなと感じ、出演を決定した。ゾンビ映画だが、これまで観てきたゾンビ映画とは違う部分の数々が新鮮だった。序盤にジュンウが1人で生き残る場面も興味深く、ジュンウがユビンと出会った時にどんな状況をお見せすることができるのか楽しみだった。クリシェ(ありきたりな決まり文句)もなく、生存に関することを伝えるシナリオが淡泊だった」と説明。
ユビンは、これまでパク・シネが演じてきたロマンスジャンルなどの役柄とはかけ離れたキャラクターだ。
ゾンビたちがいつ襲ってくるか分からず、ブービートラップを仕掛け、登山が趣味で常に山岳用の斧を置きゾンビの攻撃に備える。水と食べ物の残量は徹底的にチェックしておく。よどみないアクションシーンも披露する。
彼女は「ジュンウとは相反するイメージを考えた。ユビンを通じて人間本来の生存に関する姿を見せたかった」と述べた。
さらに「ユビンを通じて新しい姿をお見せしようと思ったのではない。『コール(原題:콜)』を先に撮影し、その後にもっと軽い気持ちでユビンと出会った。この映画はジャンル的に迫力があふれているが、私にとってユビンは気が休まるキャラクターだった」と明かした。
新型コロナウイルス感染症により公開が延期された『コール』と『#生きている』に出演しているパク・シネは、「30代になり演じられるジャンルがさらに広がったようだ」と述べた。
彼女は「20代の時は感じることができなかった感情が30代になって生まれたこともあり、過去には『自分ができるのだろうか』という疑問符が生じた役柄とジャンルの数々もできるようになったと思う。自然な段階で」と振り返る。
ともに主演を務めたユ・アインとは、お互いに10代の頃から俳優の仕事をしてきたという共通点がある。
パク・シネは「ユ・アインさんが一度私に『これまで俳優として得てきた“ロコ(ロマンティック・コメディ)”や“韓流”のような代名詞を得るまで人間パク・シネがいなかったのだろうか。本当に頑張った』ということを言ったが、それがとても心に響いた。胸がじんとして認められた感じもした。同じ状況を経験しなければ、その気持ちを完ぺきに理解することができないので」と明かす。
そうしながらも「幼い頃から今でも変わらないのは、面白い作品を見つけるようになるという事実だ。その作品に対して興味や愛情が生じてこそ、表現もうまくできる。10年前でも今でも同じことだ」と述べた。
現在、新ドラマを撮影中だといい「アクションシーンが多く、最近あざが絶えない」と明るく笑みを浮かべた。
彼女は「いつも自分の演技に100%満足はできない。いつも未熟な部分が目に見える。これまでも完ぺきにうまくやってきたということはできないが、さまざまな悩みや心配を経験しながら前身していると思っている。今できたこのあざは私にとっては気持ちのいい結晶だ」と胸を張った。

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