K-POPブームの先駆者BoA、今月25日デビュー20周年…アイドル歌手からシンガーソングライターへ
2020年08月20日

アジアの星BoAが今月25日にデビュー20周年を迎える。
2000年8月25日に14歳で1stフルアルバム 「ID; Peace B」をリリースし、デビューしたBoA。彼女はK-POPの海外進出の先駆者となった。
韓国歌手としては初めてオリコン週間ランキングのトップに上がり、米ビルボードのメインチャート「ビルボード200」にランクイン。高いハードルを越え、その実力を世界に知らしめたのだ。
現在30代に突入したBoAは、「現在進行形」の歌手でもある。
韓流スターとして数多くの記録を生み出した最初の10年間、シンガーソングライターでありパフォーマーとして成長してきた彼女の次の10年間に注目したい。
◇オリコントップ、ビルボードのメインチャートへランクイン... K-POP海外進出の初の成功モデル
BoAはK-POP歌手の海外進出における初の「成功モデル」。
世界を舞台に活躍中のK-POPスターの“歩み”を振り返ると、原点にはBoAがいる。
BoAは2000年に韓国でデビューし、翌年には日本で1stシングルを発表。徹底したトレーニングによりダンスと歌、日本語のスキルを身に付け、華々しいデビューを飾った。
2002年3月に発売された日本1stアルバム「Listen to my Heart」で、韓国人初のオリコン週間ランキング1位を獲得し、一躍スターダムにのし上がった。
発売初日に販売数100万枚を突破した日本2ndアルバム「VALENTI」から6thアルバム「THE FACE」まで、フルアルバムとベストアルバムなど、計7枚のアルバムを次々とオリコン週間ランキングの1位にランクインさせ、J-POP市場のトップ歌手として地位を確立。
それを証明するかのようにNHKの紅白歌合戦には、2002年から6年連続で出場した。
音楽評論家のチョン氏は「日本で日本のスターと同じくらい愛され、日本の歌手と競い同等の位置に立つ事例はBoAが初めてだった。そういう点で先駆者と言える」と述べた。
K-POPが世界中の人々に愛されるジャンルとなった昨今こそ、韓国グループのオリコン1位はめずらしくないが、当時のBoAの成功は韓流の「新たな地平」を切り開いた。
日本を代表するレコード会社avexと手を組み、現地化戦略を図ったが、SMエンターテインメントが育てた韓国アーティストのコンテンツや実力、体系的な育成システム、企画で海外市場の成功事例を作り出したという点は大きく評価される。
世界第2位の音楽市場を持つ日本での成功は、アメリカ市場に挑戦する足がかりにもなった。
BoAのアメリカ進出は商業的に大きく成功を収めたとは言い難いが、K-POPにとって有意義な経験となった。
彼女は2009年3月に発売した米デビューアルバム「BoA」をビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」の127位にランクインさせた。
やはり韓国歌手としては初となるビルボードのメインチャートへのランクインだ。
大衆文化ジャーナリストのパク氏は「アメリカ市場において韓国歌手のパフォーマンスだけで、どれほどの関心を集めることができるのか判断するいい材料となった」と指摘。
BoAのアメリカ進出をきっかけに広げられた作曲家や振付師など協業者のネットワークや経験値がその後、一種のインフラになったという評価もある。
◇シンガーソングライターとして成長してきた次の10年
音楽界はシンガーソングライターとしてここ数年、BoAが積み重ねてきたディスコグラフィーにも注目している。
もちろんキャリア序盤にも韓国で「No.1」や「Atlantis Princess」、「My Name」、「Girls on Top」など多くのヒット曲を出したが、最近ではシンガーソングライターとして、音楽的な実力を発揮しているとの評価もある。
2012年に発売した韓国7thフルアルバム「Only One」に収録された同名のタイトル曲は、BoAが作詞・作曲しヒット。
初めて自作曲をタイトル曲にしたアルバムでもあった。収録曲全曲の作詞・作曲・プロデュースを行った8thフルアルバム「Kiss My Lips」(2015)は、特に専門家から好評だった。
前出のジャーナリストは「BoAは、ますますシンガーソングライターとしての素質を見せており、8thアルバムに至っては才能を爆発させた。BoAの歌手生活20年の歴史に欠かせないアルバム」だと述べた。
音楽評論家のチョン氏も「BoAはアイドル歌手としてスタートしたが、後にクリエイティブな才能を発揮しシンガーソングライターとなった。音楽的な面でも進化している」と評価した。
難度の高いパフォーマンスも継続して披露している。
BoAは今年2月に出演したトーク番組で「ただ見て流される舞台ではなく、何か1つでも記憶に残るような舞台をしなければならない。ポイントになるような要素を必ず入れようとしている」と舞台に対する志を明かした。
デビュー15周年を迎えた2015年には、世宗文化会館で単独コンサートを開催。
世宗文化会館は審査が厳しいことで知られており、女性アイドル歌手がそこでコンサートを開くのは初めてだった。その後もコメンテーターや女優など、様々な分野に活動範囲を広げた。
SMエンターテインメントはBoAのデビュー20周年を記念するため、EXOのベクヒョンや赤頬思春期、ガラント、Red Velvetらが参加するリメイクプロジェクト「Our Beloved BoA」を進めている。
デビュー記念日である25日には、NAVERのV LIVE「SM TOWN」に出演し、ファンと会う予定だ。
