ボックスオフィスのトップを塗りかえる事ができるか…韓国映画、新作2本が今週公開
2020年10月22日

日本では『鬼滅の刃』が空前の大ヒットとなり、映画界をにぎわせている。
今週韓国でも、新作の韓国映画2本が公開を控えており、ボックスオフィスのトップを塗りかえる事ができるのか、注目が集まる。
■『サムジングループ英語TOEICクラス(原題: 삼진그룹 영어토익반)
“女性”、“高卒”という理由で差別を受けてきた社員たちが、力を合わせて会社の不正を暴いていく様子を愉快に描いた作品だ。
舞台は、女性職員が男性職員のために、お茶くみや掃除を一手に引き受けていた1990年代。
業務能力は秀でているのに、高卒という理由でいつも昇進から外されていた入社8年目の同期3人組が主人公だ。
実務能力はパーフェクト、コーヒー入れに関しては達人レベルの生産管理3部のおせっかい屋“ジャヨン”(コ・アソン)。推理小説マニアで、いつも歯に衣着せぬ物言いをするマーケティング部の“ユナ”(イ・ソム)。数学オリンピアードで優勝するほどの天才で、偽装領収書処理を行う会計部の数学王“ボラム”(パク・ヘス)。
彼女らはある日、TOEICのスコアが600点を超えたら、昇進させるという会社の告知を目にする。社内のTOEIC授業を受けながら、勉強し、夢を育てていこうとした矢先、ジャヨンは会社が廃水を無断放流する現場を目撃する。この日を境に3人は、会社が隠そうとしている不正を1つ2つと知ることになっていく。
高卒社員のTOEICクラス、廃水流出事件など、実際90年代にあったことを基に、当時は日の目を見ることができなかった女性職員の物語を、コミカルかつリアルに収めた。
ジャヨン役を担ったコ・アソンは制作報告会で、「女性平社員の机が、まるで罰を受けているかのように別に置かれている。素材として扱われた差別だけでなく、私がその現場に行った時に感じた雰囲気、これをしっかり収めたかった」と映画に対する思いを語った。
■『紙の花(原題:종이꽃)』
事故で身体が不自由になった息子と、一日一日を踏ん張るように生きている葬儀士の“ソンギル”(アン・ソンギ)が、純粋で暖かい隣人に出会い、少しずつ心を開いて変わっていく様子を描いた作品。
俳優アン・ソンギの深みのある演技が際立っており、第53回ヒューストン国際映画祭で最優秀外国語映画賞と主演男優賞を受賞した。
