第25回釜山国際映画祭(2020BIFF)、ソーシャルディスタンス厳守で静かに熱く開催中

2020年10月23日

アジア最大映画祭「第25回釜山国際映画祭(2020 Busan international film festival, BIFF)」が今月21日に開幕した。
新型コロナウイルスの影響により、映画祭を象徴するレッドカーペットや開・閉幕式など、すべての現場イベントが中止された。
ソーシャルディスタンスを保った映画上映にも、映画ファンたちの熱気は高まっている。
21日、明るいライティングに照らされた釜山市海雲台(ヘウンデ)区の「映画の殿堂」で開幕式の上映が始まった。
華やかなレッドカーペットや開幕イベントはなく、いつにも増して静かに「第25回釜山国際映画祭」が幕を上げた。
オープニング作品は『Septet: The Story of Hong Kong(英題)』で、香港の過去と未来にスポットを当てた7人の香港巨匠監督たちによるオムニバス作品だ。
今年は「映画の殿堂」の6つの上映館で座席の25%だけ観客を入れ作品を上映するが、予約率は90%に迫るほど映画ファンたちの関心は熱い。
今回の映画祭では、カンヌ国際映画祭の選出作品23本を含む、世界68か国192本の作品が公開される。
またベルリンやベネチアなど世界的映画祭の受賞作を多数招待し、オン・オフラインで上映した後に製作陣と観客との出会いの場もさらに増えるという。
映画祭のプログラマーを担当するチョン・ハンソク氏は、「おもに注目されていた巨匠から新人監督の作品まで、今年の釜山国際映画祭に多数ノミネートされている」と述べ、コロナ禍でも変わらぬ盛り上がりを見せている。
今年は新型コロナウイルスにより、いつにも増して防疫に力を入れている。
「映画の殿堂」に入場する際は、入口で発熱の確認を行い、スマートフォンを利用した電子出入名簿を作成するダブルチェックの過程を経てから映画を観ることができるシステムだ。
「第25回釜山国際映画祭」はクロージング作品の日本アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』の上映を最後に、今月30日まで開催される。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事