WINNER ミノ、2ndソロアルバム『TAKE』でカムバック…「僕の中の火種を長い間灯していたい」

2020年11月02日

音楽やバラエティ番組、DJにファッション、写真、絵画に至るまで。ボーイズグループWINNERのミノには“全方位アーティスト”という言葉がふさわしい。
最近、画家としてイギリス・ロンドンの有名ギャラリー「Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー)」に作品を展示し注目を集めた彼が“本業”のミュージシャンとしても野心あふれたソロ作をリリースした。
ミノは今月30日、2ndソロアルバム『TAKE』のリリースを控え行われたオンラインの記者懇談会で、「本業に忠実なソン・ミノ(本名)の姿を表現しようとした」と述べた。
自身を「音楽ではとても慎重だ」と紹介した彼は、今回のアルバムで“ミノらしさ”を表現することに心血を注いだ。
収録曲12曲すべてを直々に作詞・作曲し、「『ミノはこんな音楽をするヤツなのか』という思うように」と自身のカラーをはっきりと盛り込んだ。
彼は「長い間心に残るアルバムになるように構成したかった。各曲が映画の中の印象深いワンテイクになり、それが集まり1本の映画を完成するように。それでアルバムのタイトルを“TAKE”とつけた」と説明。
ミノがソロアルバムを出したのは2018年11月の1stアルバム『XX』以来約2年ぶりだ。
当時、タイトル曲「FIANCÉ」が主要音源チャートの1位を席巻し、年末の歌謡祭のヒップホップ部門のトロフィーを総なめにするなどとても愛された。
ミノは後続作についてのプレッシャーがあったはずだが、「1か月前の自分の姿より今日の姿が完ぺきでなければ満足できない。懸命になることは当然で、以前のアルバムよりはるかに完成度やクオリティの高いアルバムにするために努力した」と強調。
そして「直接・間接的な経験や詩集、映画、見て感じたこと…。そんな材料の数々をミノという人物の箱の中に入れて組み合わせながら吐き出した。すべてのものが僕にはインスピレーションだ。ミノの思いや悩み、そうして吸収した僕の材料を完ぺきな創作物として見せるために、本当に多くを悩んだ」と振り返った。
12曲が最終的に収録されたが、アルバムを作るためにラインナップされた曲は30曲近くになるという。
愛というキーワードを大きなテーマにした後、その中の微妙な感情の流れを見せる楽曲の数々をセレクトした。彼は「追加でずっと作業しており(曲が)あふれている」と笑みを浮かべた。
タイトル曲「Run away」は感性的なヒップホップナンバー。低く吟ずるように始まるが、すぐに息つく暇もなくラップを畳みかけ、吹きすさぶ感情の渦を感じさせる。
彼は「WINNERのメンバーと撮影のためにバリへ行ったとき、感性に浸って書いた曲だ。夜空の星を見ながら作業をはじめ、韓国に持ち帰り発展させた」と紹介。
ユニット「MOBB」としてともに活動したiKONのBOBBYは「Ok man」にフィーチャリングした。
最後のトラック「Lost in a crowd」は「日記帳のような曲だ。僕の現在、過去、未来の姿と青春、さまざまな思いが率直に盛り込まれたストレートな曲」だと伝えた。
さまざまな芸術領域を行き来しながら、全方位的に活躍しているミノの創作意欲はどこから出てくるのだろうか。
彼は音楽と美術がいずれも「表現の窓口。本質は同じだ」と述べた。
一つの領域で足りないインスピレーションを他の領域が吹き込むこともでき、“換気扇”のようだと例を挙げた。
そして「僕の中にある探求して興味を持ち、研究しようとする火種が長く消えないように、自ら燃料を提供して扇ぎ続けている。それがとても長く持続させるように行うことを僕の芸術の究極的な目標。ずっと僕の内面を探求したいと思っている」とコメント。
さらに「長い時間が経ってもミノという人物を思い浮かべた時、『今度はどんなものを見せてくれるだろうか?どんなものを聞かせてくれるだろうか?』という関心を誘うアーティストになりたい」と述べた。
芸術家としての所信を慎重に表現した彼は、カムバック活動で得たい代名詞についての質問には、「ただ『ミノはすごい』という言葉が聞けたら幸いだ」と笑みを浮かべた。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事