未曾有のコロナ禍の中でも高まるK-POPブーム…タイでは韓流輸出が感染以来初の黒字に
2020年11月13日

韓流ブームが最も熱い地域のひとつタイでは、コロナ禍にもかかわらずK-POPブームが続いている。民主化運動のデモ現場でもK-POPミュージックが登場するほどだ。
バンコクの民主化運動の現場では、日頃からK-POPが流れている。若者たちが路上に集まり、韓国語で歌を歌い楽曲に合わせてダンスをする姿が見られる。特にK-POPに込められた希望や未来へのメッセージが共感を得ているという。
少女時代のデビューシングル「Into The New World」では、“この世の中で繰り返される悲しみ/もうさようなら/いつまでも一緒にいるの/再び出会った私の世界”という歌詞の内容に自分たちを投影させている。
今年に入ってからはBTS(防弾少年団)のヒットに後押しされ、タイでは韓国語を学ぶ若者たちが増えているという。
語学教室に通うある女子大学生は「私は小学6年生の頃から少女時代が好きで、韓国語にとても興味がある。先生と話をする時が一番楽しい」と流暢な韓国語でインタビューに答えた。
コロナにより閑寂した街やデパートでもK-POPは依然として大人気だ。カギはこのブームをどのように韓国商品やサービスに繋げるかということである。
今月初めに開催された2020 ASEAN韓流博覧会(KBEE2020 ASEAN)では、開幕公演にSUPER JUNIOR-D&Eらが登場しオンラインを通じてスペシャルステージを繰り広げた。
タイでオンラインを通じてイベントに参加していたSUPER JUNIOR-D&Eのファンは「ファンデーションや美容クリームのような韓国コスメが一番気に入っている。韓国の商品は肌ざわりがいい」と日頃から愛用していることを伝えた。
現地でO2Oショールームに参加した「KOTRAバンコク貿易館」のイ・ジェウク次長は「韓国で最もホットなアイテムがタイでもリアルタイムで繋がっているため、消費者とバイヤーにすぐアピールする必要がある。タイの現実に合った合理的な価格設定も必要だ」と仮題を明かした。
タイには韓国の通販会社も進出している。このイベントでも現地のショーホストが即席トッポギを振る舞うブースに足を運び、商品の魅力をアピールしていた。
未曽有のコロナ禍の中でも韓流ブームが光を放ち、先月の対ASEAN日平均輸出がコロナ流行以降初めて黒字を記録している。
