話題の新人ガールズグループaespa、本日(11/17)アバターとともにデビュー…現実と仮想の共存

2020年11月17日

現実のアイドルメンバーと仮想世界のアバターが共存する独特なコンセプトのSMエンターテインメントによる新人ガールズグループ「aespa」が本日(11/17)にデビューする。
SMエンターテインメントによると、カリナ(20、韓国)、ジゼル(20、日本)、ウィンター(19、韓国)、ニンニン(18、中国)で構成された4人組ガールズグループaespaは、同日午後6時にデビューシングル「Black Mamba」を公開する。
 
◇アバターとコミュニケーションを図りながらともに活動…「まったく新しいストーリーテリング」
aespaは S.E.S.や少女時代、f(x)、Red Velvetなど傑出したガールズグループを相次いで育て上げたSMエンターテインメントが、Red Velvet以来6年ぶりに輩出するガールズグループ。
特にカリナ、ジゼル、ウィンター、ニンニンの“また別の自我”が仮想世界でアバターとして発現し、ともに活動するという世界観が注目された。
アバターはそれぞれ、“ae-カリナ”、“ae-ジゼル”、“ae-ウィンター”、“ae-ニンニン”と呼ばれ、メンバーとアバターが出会い交流する姿がティザー映像で公開。
現実のメンバーとアバターが人工知能(AI)システム“Navis”の助けを受け、“Synk”という連結信号を介しコミュニケーションを図るという設定だ。
デビュー曲のタイトル「Black Mamba」は、彼女たちの繋がりを妨害する存在。MVではトップモデルのチャン・ユンジュが“Black Mamba”に扮し、話題を集めた。
SMエンターテインメントのイ・スマン総括プロデューサーは最近、世界文化産業フォーラムで「仮想世界のメンバーが現実世界のメンバーと互いに異なる有機体として、人工知能ブレーンを持っており、互いに会話を交わし、サポートもし、友達になってあげ、それぞれの世界を行き来するなど、まったく新しい概念のストーリーテリングを披露する予定」だと説明。
メンバーは「プレッシャーもあるが、ステキな楽曲とステキなステージを早くお見せしたい気持ちのほうが大きい」(カリナ)、「こんなにたくさんの方々が関心を持ってくださり、もっと頑張りたいという思いになり、引き続き発展する姿をお見せしたい」(ジゼル)などデビューについての感想を伝えた。
 
◇活動半径を広げる“アイドルの分身”…健康的な共存が課題
アバターは最近アイドル産業で注目される要素。
ソーシャルメディア運営会社の「NAVER Z」が運営する拡張現実(AR)のアバターアプリ「ZEPETO」では、最近BigHitエンターテインメントやYGエンターテインメント、JYPエンターテインメントなど大手芸能事務所が相次いで投資している。
ただこれまでのアイドルアバターは、すでに人気を得ているメンバーが仮想環境で“分身”を介して付加活動を繰り広げる概念だとしたら、aespaは現実のメンバーとアバターを企画段階からともに“設定”している。
グループのアイデンティティを形成する世界観の中心にアバターの概念を取り込んだのだ。イ・スマン総括プロデューサーが展望してきた“セレブレティとアバターが中心となる未来の世界”をアイドルの世界観に本格的に導入したものでもある。
aespaの設定はやや馴染みのないものだが、アバターが生活の中に深く介入した未来世界の一面を予め披露し、経験させるという点で興味を引く。
SMはカリナと“ae-カリナ”が向かい合って踊り、ニンニンと“ae-ニンニン”がともに歌う場面などを具現化し披露。
アバターのキャラクターも自主的にオンラインコンテンツを制作するなど、独自の活動がある程度可能になり、グループの活動半径が拡張。さらに多様化した方式でファンに会うことができる。新型コロナウイルス感染症の時代にアイドルのアバターが特に注目される理由でもある。
ただアバターのキャラクターを実際のメンバーの人格と完全に分離することができないために問題が生じる可能性もある。
一例としてaespaのアバターキャラクターが“あまりにも理想化された”身長イメージを持っているが、これがむしろ現実のメンバーに定型化された枠組みになりかねないという批判も出ている。
また一部では第三者がアバターのキャラクターに悪意的な創作物を作る危険性が懸念されている。
アバターが実際のメンバーの人生と健康に共存できるよう、業界でも持続的な関心が必要だという指摘がある。

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