BoA、デビュー20周年を振り返る…「屈せずに生き残った自分に感謝している」

2020年12月02日

「BoA、ありがとう。あなたのおかげで私は20周年を迎えられた」
デビュー20周年を迎えた“アジアの星”BoAが笑いながら言った。過去の自分に送る“動画メッセージ”だ。
「どうやってあの幼い年齢で、あれほど粘り強く成長し、屈せず生き残れたのか。本当にありがたい。あの時の私がいなかったら、今の私もいなかったはずだから」
2000年8月25日、14歳でデビューしたBoAは日本の音楽市場で奮闘の末トップに立ち、K-POPスターたちが世界に進出する扉を開いた。
彼女は1日午後6時、デビュー20周年を記念するアルバム『BETTER』をリリースし、“現在進行形BoA”の音楽を届けた。
BoAはこの日、アルバム発売に先立って開かれたオンライン記者懇談会で、「一回り年下の若いダンサーの方々がチームに入ってきた時、『私は長くやっているんだな』とつくづく思った」としながらも、「まだまだ先は長いと思いながらアルバム準備をした」と述べた。
ゴルフが趣味の彼女は、「ゴルフで最も重要なのは力を抜いて打つこと」だとし、「ステージでも漠然と熱心にやるよりは、強弱をうまく調節してこそ本当に良いパフォーマンスを見せることができるということを、20年続けてきた今になって少し感じている」と述べた。
『BETTER』は20周年を迎えた今のBoAがやりたい音楽が収録されたため、「最も20周年らしいアルバム」だ。彼女は1年半ほど力を注いで作業したとし、「多彩なジャンルを収録しようとした。多様さと新鮮さが主なテーマ」だと説明した。
R&Bダンスジャンルのタイトル曲「Better」では、BoAの専売特許であるガールクラッシュが“アップグレード”された姿を見ることができる。
彼女は「多くの方がBoAと言えばガールクラッシュを 思い浮かべると思う。2020年バージョンのガールクラッシュを期待してもいいと思う。より余裕がある、かっこいい女性像を表現しようとしたし、多くの方がBoAらしい歌だと感じるだろう」と述べた。
デビュー曲「ID;Peace B」を作った所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)のユ・ヨンジン理事が作曲したという点も、BoAには感慨深い。彼女は「その当時、ヨンジンさんとイ・スマン先生(事務所創設者)とたくさん会話をしたが、20周年アルバムのタイトル曲も3人で揉めながら作った」と笑い、「私のデビュー時代が思い浮かんで、多くの意味を与えたアルバム」だと述べた。
自分を発掘したSMの総括プロデューサー、イ・スマン氏に対して、「先生が私のそばに、助力者としていつもいてくださることに大きな感謝を感じている」とも付け加えた。最近BoAはリアリティ番組「Nobody Talks To BoA」でイ総括プロデューサーと言い争う“トムとジェリー”のような掛け合いを見せたりもした。
自作曲「Cloud」、「All That Jazz」、「Little Bird」や、自ら歌詞を書いた「L.O.V.E」でも、シンガーソングライターとして生まれ変わったBoAの音楽的カラーが垣間見える。
20周年を迎え「今やっと歌手として成人になったばかりといった感じ」だと心境を明かした彼女は、「成人になったら自ら選択してすべてのことを行っていくように、自分がやりたい音楽についてもっと責任感や深い悩みが必要だと思った」と伝えた。彼女を支えてきた初心も結局、「私の名前と私のステージという責任感」だった。
そして、「時々怠けてしまったと思う時、過去の自分の動画を見て刺激を受けている。『あんなに頑張っていた子が、どうしてこうなったんだろう?』と。最近活動しているステキな歌手を見ながら、『あの子たちもこんなに頑張っているのに』と思ったりもする」と述べた。
BoAが先駆者として道を切り開いた後、K-POPは今や世界の人々が愛し注目する音楽となり、ポップ市場の牙城を揺るがしている。
彼女は「最近の後輩の方々の活動は私が当時、想像すらできなかった領域。素晴らしいことだと思っている」とし、自分を“先駆者”と呼んでくれることに感謝していると述べた。また「K-POPが全世界に向けた音楽になったのだから、私も作品にもっと責任感を持ち、良質なクオリティをこれからもずっと作り出せるように努力しなければならない」と付け加えた。
絶えず自分を励ましてきた彼女は、「これからの10年、20年も楽しみだ」と力強く語った。
「ナ・フナ先輩のステージを見ながら すごくたくさん反省した。“20年はまだまだ赤ん坊”だと思いながら。20年間使っているうちに、あちこち痛いところがあるけど、引き続き素敵なパフォーマンスを披露できるよう、自分を管理するのが私の任務だ。これから30周年を迎えられるように、また頑張って走らないといけない」と述べた。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事