チ・ジニからキム・スンスまで、「演技は演技にすぎない」とリアルな演技で“誤解”を受けた俳優たち

2020年12月25日

俳優のリアルな演技は見る人々の没入度を高めてくれ、そのために俳優は多くの研究と努力を費やしている。しかし、演技が巧みすぎるためにとんでもない誤解を招くこともしばしばあるそうだ。
ドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」で、北朝鮮軍の特殊部隊要員アン・ジョンジュン役で強烈な印象を残した俳優のチ・スンヒョンもその一人。
バラエティ番組「ハッピートゥゲザー3」に出演した際にはそんな彼が出演への裏話を披露し、注目を集めた。
番組MCのユ・ジェソクから、「もともとは初回だけ出演する予定だったと聞いているが…」と尋ねられたチ・スンヒョンは、「オープニングだけ簡単にアクションシーンだけ撮影して、後で主人公を救う場面への再出演の可能性だけを提示されていた」と答えた。
さらに、「1話をご覧になって皆さんから『キャラクターがとてもよく合っている』とコメントが寄せられた」と、持ち前の演技力で出演シーンが増えた理由を明かした。
タレントのチョ・セホも、「本当に多くの方々が北朝鮮の人だと誤解しているという話を聞いた」と尋ねると、彼は「個人的には最高の賛辞だった」と胸を張った。
チ・スンヒョンは、北朝鮮軍の演技のために、普段生活する時も北朝鮮のなまりを使っていたそうだ。
彼は、「マネージャーたちと食事する時は常に練習をしなくてはならないので、『ここにあるキムチチゲ頼んで』と、なまりを使って冗談を言うと、おかずがたくさん出てきた」としながら、「最初は『僕に気付いたのかな』と思ったのだが、朝鮮族のおばさんが親近感を覚え、気を使ってくださったらしい」と明かし、スタジオを沸かせた。
チ・スンヒョンはおいしいおかずのサービスを受けたが、演技が上手すぎてかえって悪く思われた俳優もいる。「探検バラエティ~そこはどこ??」で探検隊長としての活躍も記憶に新しいチ・ジニである。
かつてドラマで演じた浮気をした不倫男の役柄で、女性視聴者から恨みを買ったという。チ・ジニは「ハッピートゥゲザー3」にゲスト出演した際に、MCのユ・ジェソクから「一緒にドラマを見ていた奥さんまで腹を立てた?」と聞かれ、「ビンタを食らうところだった」と明かし話題となった。
タレントのパク・ミョンスからも、「そんな悪役の俳優も サイン会をするのか?」と聞かれた彼は、「サインをしている最中、後ろで悪口を言っている。『悪い奴だ』とか…」と明かし、出演者から同情が注がれた。
どれほど演技が上手だったら、自分を愛するはずのファンからも悪口を言われることになるのだろうか。
番組では、チ・ジニが「ドラマはドラマにすぎない。私はそんな人ではないので誤解しないで」と訴える姿が放送された。
そして、“中年のパク・ボゴム”と呼ばれるほど、中年女性からとても愛されているキム・スンス。これまでの作品の中で、主に優しい夫や父親など所帯持ちの役柄を務めてきたが、実は彼、今年47歳で未婚の身なのだ。
そのためか、笑えないハプニングがしばしば起こるという。「ハッピートゥゲザー3」では、結婚したと思われているために食事の席でも誤解されるエピソードを告白した。
キム・スンスは、「食事をしている時に、知り合いではない方も3人くらい居り、ある知人が私のことを思ってその方々に『いい人を紹介してあげてください』と言った。ところがその方々の顔が曇っていらっしゃるのでおかしいなと思っていたが、『浮気も面と向かってお願いするんですね?』と言われ、びっくりした」と述べた。
また、「さらに『もう倦怠期なのですか?』とまで言われた」と明かし、驚きの展開に共演者も開いた口が塞がらなくなった。
バラエティ番組でロケをしていても道で会ったファンから、「どうして子どもも連れてこなかったの?」と話しかけられることもあり、彼は「子どもがまだ生まれていないので…」と変な言い訳をしなくてはならない状況にもなった。
旅先で会ったファンですら、キム・スンスは子どものいる既婚男性だと信じているのだ。
自身のキャラクターとひとつになるためにいつも努力を忘れない俳優たち。彼らにとっては時には誤解されて困る時もあるだろうが、視聴者のためにこれからももっとリアルな演技を期待したい。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事