俳優のナム・ギョンジュやチェ・ジョンウォンらミュージカル従事者たち、公演会場内の防疫指針の改正を要請

2021年01月20日

ミュージカル従事者たちが、公演会場内での新型コロナウイルス感染伝播の事例はなかったとして、「同伴者は一緒に座れるよう防疫指針を変えてほしい」と訴えた。
ミュージカル業界の従事者たちは、今月19日「韓国ミュージカル人一同」名義で発表した要請文で、「コロナの防疫指針に積極的に協力したにも関わらず、防疫レベルとなるソーシャルディスタンス2.5段階の長期化により命脈をつなぐのが難しい切迫した状況」だと明らかにした。
そして「公演産業と業種の特性に合わせたカスタマイズ型ピンセット防疫政策が必要だ」とし、「1、2席ずつ間隔を空けて座る指針を“同伴者以外のソーシャルディスタンス”に立て直すべきだ」と促した。
普通、生活を共有する家族や恋人、知人と同伴して、マスクをつけたまま会話をせずステージだけを眺める公演会場で、観客全員が2席ずつ間隔を空けるのは実効性がないということだ。コロナの防疫措置により、現在、ミュージカルの公演会場は2席ずつ間隔を空けて座ることが施行されている。
彼らは「ミュージカル公演は座席の70%が売れてこそ損益分岐点に達することができるが、2席ずつ間隔を空けて座る状況では使用可能な座席が売り切れても、座席全体の30%にすぎず、公演を行う分だけ損害が大きくならざるをえない」と指摘した。公演芸術統合ネットワークによると、昨年12月のミュージカルジャンルの売上額は前年より90%以上減少した。
ミュージカル従事者は、これまで感染者が公演会場を訪れた事例はあるが、公演会場で感染が伝播した事例はなかったという点を強調した。
彼らは「一つの作品には少なくとも30人から多くは300人まで、舞台に立つ俳優の10倍を超えるスタッフが参加しているが、ここ1年間の公演中止や中断により数多くの人々が職を失い、本業の代わりに日雇いで生計を立てる死闘の時間を送っている」と訴えた。そして、「“同伴者以外のソーシャルディスタンス”は、公演を持続するための必要最低限のラインであり、ミュージカルが命脈をつないでいくための最も切迫した叫び」と強調した。
今回の要請文は、韓国ミュージカル協会のイ·ユリ理事長をはじめ、ハン・アルム作家、俳優のナム・ギョンジュ、チェ・ジョンウォン、チョン・ヨンジュなどが参加した。

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