ソンミ(元Wonder Girls)、シングル「TAIL」でカムバック…「30代の第一歩となる楽曲、原初的な本能を表現」
2021年02月26日

「動物にとってしっぽは感情を表現する手段。嬉しいときはそよそよと、機嫌が悪い時はバタバタと。一次元的で本能的で偽りがない雰囲気なので、“しっぽ”というワードが非常に魅惑的にアプローチしてきた」
女性シンガーのソンミが今月23日にニューシングル「TAIL」をリリースした。
地道に個性の強い音楽を披露し、“ソンミポップ”という代名詞まで得た彼女は、今回も耳に残る楽曲と視線を釘付けにするパフォーマンスを引っさげカムバック。
彼女は同日、オンラインショーケースで魔性の魅力を持つ“キャットウーマン”に変身し、同名タイトル曲のステージを飾った。
この楽曲を単独で作詞し、プロデューサーのFRANTSとともに作業したソンミは、「人間が持つ原初的な本能を取り乱したように、加減なく表現し愛そうというメッセージを盛り込んだ」と説明。
そして「猫特有の鋭く神経質な鳴き声、気だるく涼しい雰囲気のサウンドをあちこちに仕掛けた。その一方であまりマニアックにならないよう、ギターのリフを生かした」と述べた。
パフォーマンスも猫の行動から着眼し作ったという。
ポップスターのビヨンセやジェニファー・ロペスなどのダンサーであり、コレオグラファーのジャネル・ジネストラが振り付けを手掛け、艶美を極大化した。
最も注目すべき点は、腕と足を揺らしながらソンミのしっぽを作るダンサーたちの動きとソンミのタッグ。
特に楽曲がピークに差し掛かった時に、床に伏せたソンミの後ろで一列に複数のしっぽを作る振り付けは、魅惑的な九尾狐(クミホ)を連想させる。
ソンミは「ジネストラに振り付けが果敢でもいいので動物的な動作を表現してほしいと依頼した。作ってくれた振り付けの中では、レベルが高すぎる動作もあったので修正した」と笑みを浮かべた。
今回のシングルにはタイトル曲の他に、作曲家のホン・ソジンがソンミとともに作業した「What The Flower」も収録。
「TAIL」がパフォーマンスに力を入れた曲なら、この楽曲はソンミのボーカルに焦点を合わせた。
ダンサーや振り付けなしで、スタンドマイク一本だけを使いステージをこなす。この楽曲も猫からインスピレーションを得て歌詞を書き下ろした。
ソンミは「猫とは計り知れない心理を持った動物だ。猫を理解しようと努力したが、結局諦めてしまう内容」だと紹介。
2007年にガールズグループWonder Girlsとしてデビューしたソンミは、いつの間にか今年でデビュー15年目となった。
ソロ歌手として乗り出した後、「24 hours」や「Full Moon」、「Gashina」、「LALALAY」、「Siren」、「pporappippam」などのヒット曲を相次ぎリリースし、トップクラスの女性パフォーマーとしての地位をしっかりと守っている。
「ショーケースご覧になっていますか? 私はこんなに大きくなりました。もう30歳です」と切り出した彼女は、「今のところはよく持ちこたえているようで幸いだ」と笑顔を見せた。
さらに「実はプレッシャーが大きかったが、今回も何度も諦めたかった。10分前までも。それでもまたステージに立てて公演できて、曲を書く理由は本当にファンの皆さんしかない」と伝えた。
彼女は年内にシングルではなく、アルバム形態で音楽をリリースし、ファンの前に立つことを打ち明けた。
そして「今回のシングルで実現したい大きな目標は本当にない。なぜなら私はまた別のアルバムを準備し、絶えずファンに会いにくるから。ただこの2曲は、私にとって30代の歩みの第一歩なので、そういうことから意味が大きいと思う」と心境を語った。
