ゴールデングローブ賞受賞の映画『ミナリ』、いよいよ韓国で公開…冷え込む劇場界に一筋の光をもたらすか
2021年03月03日

ゴールデングローブ賞受賞というニュースを伝えた映画『ミナリ』は、未だ暗いトンネルを通る映画界に一筋の光をもたらすことができるのだろうか。
1980年代、アメリカ・アーカンソー州に移住した韓国人家庭の物語を、温かくシンプルに描いた映画『ミナリ』が3日、韓国の劇場445館で公開。
ゴールデングローブ賞受賞のニュースが伝えられた今月1日午後から前売り率1位に上がった『ミナリ』は、3日午前現在36.2%の前売り率を記録し、ヒットの兆しを見せている。
1日遅れで公開されるディズニーの新作アニメ『ラーヤと龍の王国』(18.1%)にも大きな差をつけている。
先月28日(現地時間)、アメリカのゴールデングローブ賞で最優秀外国語映画賞を受賞した映画『ミナリ』は、韓国系アメリカ人であるリー・アイザック・チョン監督の自伝的物語で、普遍的な情緒を美しく描き出し、好評を博している。
韓国の観客にとっては、ドラマや映画でお馴染みの女優ユン・ヨジョンやハン・イェリ、そしてアメリカの人気ドラマ「ウォーキング・デッド」に出演し、アメリカでも認知度の高い韓国系アメリカ人俳優スティーヴン・ユァンのタッグも見どころの1つだ。
スティーヴン・ユァンは、ポン・ジュノ監督の「オクジャ」やイ・チャンドン監督の『バーニング 劇場版』にも出演している。
アメリカの芸能メディア「Variety」のアカデミー(オスカー)受賞予測でランク圏外にいたハン・イェリも、ゴールデングローブ賞の受賞をうけ、主演女優賞候補の5位に上がった。
『ミナリ』は現在、Varietyの予測でユン・ヨジョンが助演女優賞候補の1位、作品賞、監督賞、脚本賞候補で3位、主演男優賞(スティーヴン・ユァン)の候補で4位に上がっている。
映画界は、1月のヒット作であるピクサーアニメ『ソウルフル・ワールド』や、日本のアニメ『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』以来、注目の新作がなく未だ暗いトンネルを通っている。
先週末や3月1日まで続いた4連休に劇場を訪れた観客数も、59万2000人余りにとどまった。
