WINNERのカン・スンユン、「ユン・ジョンシン先生からの『成長したね』の言葉に泣きそうになった」

2021年03月30日

「トラックリストを全て組み振り返ってみると、10年間音楽をしながら抱いたことの数々が整理された感じだった。僕のこの10年間の回顧録のようなアルバムではないかと思う」
2010年にオーデション番組で“海雲台(ヘウンデ)に住む嵐のイイ男”と豪快に自己紹介をしていた少年カン・スンユンは、いつの間にかアイドルグループWINNERのリーダーであり、一人前のシンガーソングライター、プロデューサーに成長した。
「REALLY REALLY」などWINNERのヒット曲を多数手掛け、音楽的才能を発揮してきた彼がソロ歌手として1stアルバムを披露した。
カン・スンユンは29日、1stソロアルバム『PAGE』の発売を控えて開かれたオンライン記者懇談会で、「音楽をやりながら抱いた感情、生きながら覚えた感情がそのまま盛り込まれたアルバム」だと述べた。
彼は「僕が音楽で人々に知られてから10年ほどになるが、こんなに長い時間をかけて出す初めてのアルバムなので、愛のようなテーマよりはもう少し僕の話をしなければと思った」と説明した。
12トラックを全て自作曲で満たした『PAGE』はカン・スンユンにとって“最も自分らしいアルバム”だ。
ソロアーティストとして「このクライマックスを過ぎて初めて、カン・スンユンという本の第一幕が始まる感じ」だと彼は伝えた。
タイトル曲「IYAH」は「僕自身に伝えてあげたい励ましが込められた楽曲」だという。
年を重ねるにつれ押し寄せてくる責任感や、大人にならなければというプレッシャーを率直に打ち明けた。
さらに「プレッシャーや責任感で身動きが取れない時があった。『僕はまだ母親にとっては子どもなのに、とても大人になったふりをしているのではないか』という思いで出発し今の楽曲が誕生した。(タイトル曲の原題「아이야」の아이は韓国語で子どもを意味する)楽曲を作ってみると、カン・スンユンだけではなく、すべての人の話だと思い、最後に“テチャン(たくさんの人が一緒に歌うこと)”のパートを入れた。僕が皆さんに伝えたい正直な気持ちを感じていただき、生きていく上の励ましになれば幸いだ」と付け加えた。
時間を逆戻しするような演出のMVも目を引く。
幼少時代からこれまでカン・スンユンの音楽人生を凝縮したのだ。
もう一つ注目される部分は、シンガーソングライター、ユン・ジョンシンのフィーチャリング参加だ。
2人は、オーデション番組の審査委員と参加者として出会い、縁を築きあげてきた”メンター”と“メンティー”の関係だ。
カン・スンユンのソロバージョン「IYAH」がタイトル曲だとすれば、ユン・ジョンシンのフィーチャリングバージョンは最後のスペシャルトラックとして収録された。
カン・スンユンが約10年間抱いてきた「生き方への問い」に、人生の一歩先を歩んできた先輩ユン・ジョンシンが答えてくれる形式の楽曲。
カン・スンユンは「『IYAH』を作りながら、とにかくユン・ジョンシン先生とこの曲を一緒に歌わなければと思い連絡を差し上げた」とし、「『スンユンが望むことがあればしてあげなければ』と快諾してくださり感動した」と伝えた。
レコーディング当時「異邦人プロジェクト」で外国に滞在中だったユン・ジョンシンは、録音ファイルに意外な一言を加え、カン・スンユンをさらに感動させた。
カン・スンユンは「曲が終わる最後の部分で先生が『立派に成長したね』と録音して送ってくださった。エンジニアと録音ファイルを開いてみて、その言葉を聞いた瞬間泣きそうになった。結果的にこのワンフレーズのために、ユン・ジョンシン先生と作業した『IYAH』が最後のトラックになった。だから、このアルバムの最後の歌詞も『立派に成長したね』だ」と説明した。
WINNERのメンバーたちもアルバムに協力した。
キム・ジヌはSNSで積極的なPRを、イ・スンフンはお祝いの言葉を送った。
「音楽的同僚であり、インスピレーションを分かち合う友人」であるソン・ミノは収録曲「BETTER」にフィーチャリングし、音楽的に冷静なフィードバックをしてくれた。
カン・スンユンは今回のアルバムが「1カ月とか、ほんの短い間だけ消費される音楽ではなく、長い間記憶に残るアルバムになってほしい」と強調した。
さらに「本を読んでいてすごく良い部分や、心に響く部分があればページの間に“しおり”を入れる。このアルバムもいつでも心が疲れた時や、この曲を思い出したい時に開いてみるページになればと思う」と明かした。

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