俳優パク・ギウン、「演技と同じくらい絵に本気」…ギャラリーで自身の作品を初公開

2021年03月31日

「僕は演技をする時も自分へのアングルが狭くなるほどに自由を感じる。ましてやキャンバスは完全に僕だけの空間。僕がすべてをコントロールできる。その魅力に絵を手放すことができない」
俳優のパク・ギウンがついに作品を公開した。
最近でこそ美術に挑戦し、作品の展示を行って販売もするスターたちが増えているが、“元祖美大オッパ”であるパク・ギウンは、ファンたちのためにソーシャルメディアでだけ作品を少しずつ公開してきた。
そんな彼が最近、人物画「EGO」を韓国絵画の位相展に出品し、特別賞のK-アート賞を受賞した。
その作品を江南区(カンナムグ)三成洞(サムソンドン)のブランドショップギャラリーLUXURY PANDAで公開した。
エルメス、シャネル、グッチ、フェンディ、バレンチノ…。
個性豊かなブランドの中でも、パク・ギウンの人物画はそれぞれ様々な感情やメッセージを伝えながら、存在感を凛々しく示した。
特に作品性を認められた「EGO」は、性別不明な人物がホログラムのように揺れる姿を盛り込み、目を引いた。
最近、三成洞で会ったパク・ギウンは絵画の話に終始、目を輝かせた。
「揺れ動いて見えるよう、描く技法をものすごく訓練した。リネンキャンバスに豚毛のようなごわごわした筆から、とてもソフトな毛を持つ筆までさまざまな種類を使った。人間なら誰しも自我が揺らぐ経験をするが、それでも結局は最も重要で基本的な部分を捉え進んでいくというメッセージを伝えたかった。職業が人生で最も多くの時間を割く部分だが、僕も俳優生活をしながら味わった浮き沈みや経験が多い。作品にもそんな部分が当然反映されている」
テジン(大真)大学の視覚デザイン科を卒業し、コツコツと油絵を描いてきた彼は、新人俳優時代は後輩たちに美術を教える仕事を並行したほど、絵に没頭した。
彼は「友人たちが皆作家なので、僕の絵も彼らの影響をたくさん受けている。個人的に一番好きな作家はエドゥアール・マネで、僕も初期にはクラシックな作品をたくさん描いていたが、最近は少し現代的な感じを生かしている」と明かした。
説明を聞いてみると、彼の作品はクラシックとポップアートを自由に行き来していた。
家で寝ていてもピンと来た時はすくっと起き上がり、それを形にしていくのが一番幸せだというパク・ギウンは、たくさん描きためた作品たちを少しずつ世に出していく計画だ。
そのスタート地点にブランドショップギャラリーを選んだことについて彼は、ドラマからNAVERのオーディオクリップまで共にした親しい俳優パク・ヘジンの所属事務所Mountain Movementのファン・ジソン代表が大きな影響を及ぼしたと述べた。
彼は「僕は絵に対して本気だ。筆を一度タッチするたびに、本当に苦しみ恐れを抱くが、そうしながらも喜びを感じながら描いている。それで展示するかどうかについてもたくさん悩んだ。でもファン代表が『ブランドも絵も、もう少し手軽にアプローチできる空間があればいいのに』と言ってくださったのが心に響いた。さらにLUXURY PANDAのナ・スミン代表と縁があり、結局絵を飾ることになった。これからがスタート(笑)」と伝えた。
パク・ギウンの作品に魅力を感じ、長い間彼を説得し続けたというナ代表は「インスタグラムで絵を見た時は、プロ作家の作品だと思った。この作品を売り場の外には出したくないほど」だと笑みを浮かべた。
画家と演技の話を半々にしようと計画したが、普段のインタビューの時とは異なり、少年のように絵の話に没頭する彼が珍しく、“画家礼賛”を楽しんだ。
パク・ギウンは「軍隊に行く前までは“多作俳優”だったが、ある瞬間悟った。演技のために生きるよりは、生きるために演じる人になりたいと。そのためには職業に縛られてはいけないので。僕は演技を本当に愛している。絵もすごく大変だが本当に面白い。つまらない話だが、そう思っている(笑)」と明かした。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事