BTS、グラミー賞は逃すも“夢の舞台”に
2021年04月02日

蝶ネクタイに黒いスーツ姿で着飾ったBTS(防弾少年団)。ここはミュージシャンたちにとっては“夢の舞台”と呼ばれるアメリカグラミー賞の韓国に設けられたレッドカーペット。
彼らにとって3年前までこの舞台はただの夢に過ぎなかった。
SUGAは2018年に開かれた3rdアルバム発売の記者懇談会で「ビルボードの『HOT100』(シングルチャートの1位や『ビルボード200』(アルバムチャート)も1位になってみたい。グラミーにも行きたい」と数々の夢を明かしていた。
昨年8月にリリースしたシングル「Dynamite」で今年のグラミー賞「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞(Best Pop Duo/Group Performance)」にノミネートされた。
熾烈なしのぎを削る戦いの末、当該部門受賞の栄誉はレディー・ガガとアリアナ・グランデのデュオ曲「Rain On Me」が手にした。
惜しくもBTSの受賞は叶わなかったが、彼らが受賞するかどうかが注目を浴びた理由は別にある。
これまで韓国をはじめアジア圏の歌手が当該部門にノミネートされたことが皆無だったからだ。
アメリカのグラミー賞は大衆音楽界の最高権威を誇っているが、白人中心の授賞式、彼らだけのリーグだと呼ばれ、さまざまな論議から自由ではなかった。
BTSが主要授賞部門の候補に名を連ねたことは、K-POPのステイタスを立証したことを超え、グラミー賞の保守的な鉄のガードに亀裂を起こしたという点で意味があるという評価を受けている。
グラミー賞授賞の苦杯はBTSのメンバーたちが自ら書き下ろしている“成長描写”、その一地点にすぎない。
BTSのSUGAはこの日の結果発表後、ファンコミュニティを通じて「今年はもっと一生懸命に走ろう」というコメントを掲載し、再挑戦に対する熱意を示した。
無念さを慰めるように日本では彼らが、「第35回日本ゴールドディスク大賞」で実に8部門で受賞したことが伝えられた。
BTSの“明日”はいったいどんな姿なのか。今後の活動からさらに目が離せない。
