IUが愛される理由は?…チャート100位以内に16曲がランクインする珍現象
2021年04月05日

女性シンガーのIUが韓国主要音源サイトのデイリーチャート“トップ100”に自身の楽曲16曲をランクインさせる珍現象を起こした。
最新アルバムの収録曲全曲の上位圏チャートイン、過去楽曲のロングラン、チャート逆走行などが一致し、改めて“音源最強者”としてのステイタスを見せつけた。
音源サイト「MelOn」が公開した今月2日のデイリーチャートによると、IUの5thアルバムのタイトル曲「LILAC」と収録曲「Celebrity」、「Coin」はそれぞれ1位、3位、4位に名を連ねた。
「Hi spring Bye」(8位)、「Flu」(9位)、「Troll (Feat. DEAN)」(13位)、「My sea」(14位)など、このアルバムに収録された10曲がいずれもチャートの上位圏に入った。
コンサートの実況映像がYouTubeで話題となり、今年2月からチャートを逆走行し始めた「Hold My Hand」は10位までランクアップ。
2019年に発売された「Blueming」(20位)、「Love poem」(68位)をはじめ、昨年リリースの「eight (Prod.&Feat. SUGA of BTS)」(21位)、ドラマOSTの「Give You My Heart」(55位)まで、1、2年前にリリースされた楽曲も依然としてチャートを守っている。
ここにボーイズグループHIGH4とコラボした「Not Spring, Love, or Cherry Blossoms」が、春風に乗り順位を急上昇させ99位に再チャートインし、IUは計16曲を“トップ100”内に収めた。
数年にわたってリリースされた1人の歌手の楽曲が十数曲も主要音源チャートの100位以内に入るのはかなり異例のことだ。
ある音源業界関係者は「最新楽曲の全曲が一週間以上、上位圏をキープし、過去楽曲が1年を超えても“チャートアウト”しないのは珍しいこと」だとしながら、「特にMelOnは24時間で一度再生したものだけを集計し順位を出すため、さらに容易ではない」と述べた。
IUのチャート占領は、一定規模以上のファンダムを備えたアイドルがニューアルバムをリリースする時にチャートインする様相とは多少異なる。
アイドルグループの場合、ファンのパワーが集中する夜にリアルタイムチャートの1位となり、デイリーチャートでは数日内に順位が下がる。
大衆音楽評論家のチョン・ミョンジェ氏は「IUの今回のアルバム収録曲はファンダムによる“チャート上位席巻”とは異なり、順位が散在した様子を見せている。これは大衆がIUのアルバム全体を聞き、その中で自身の好みに合う楽曲を選んで聞いているため」とし、「大衆がアルバム全曲を聞く、ほぼ唯一の歌手」だと評価した。
音源チャートの順位変動に影響力を及ぼす10代から20代が“IU世代”という点も、彼女のチャート掌握に一役買った。
チョン氏は「10代は幼い頃からIUの音楽をずっと聞いており、20代はIUがスターになる過程をリアルタイムで目撃した」とし、「昔の楽曲を再び探し、聴いていた楽曲を何度も聴くほど、その世代に馴染みがある」と述べた。
