ベテラン女優ユン・ヨジョン、映画『ミナリ』で韓国俳優初のオスカー像獲得なるか

2021年04月23日

女優ユン・ヨジョンは韓国俳優として初めて、オスカー像を手にすることができるだろうか。
アメリカの独立映画『ミナリ』に出演したユン・ヨジョンは、現地時間の25日午後、日本時間では26日午前に開かれる「第93回アカデミー賞」の授賞式に女優助演賞の候補として出席する。
韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン監督が自伝的物語を基に書き下ろし演出した映画『ミナリ』は、1980年に南部アーカンソーへ移住した韓国人家庭の物語を描く。ユン・ヨジョンは、娘のモニカ(ハン・イェリ)を手伝うため韓国から渡ったスンジャを演じた。
映画は昨年サンダンス映画祭での公開後、大小の映画祭や授賞式で100以上の賞を受賞し、このうち約30の賞をユン・ヨジョンが獲得したことで、アカデミー賞助演女優賞の有力候補に浮上した。
特に、全米映画俳優組合賞(SAG)での受賞後、アメリカ現地のメディアたちは、ユン・ヨジョンの受賞を既成事実とする雰囲気だ。
ユン・ヨジョンが受賞すればアカデミー賞の演技賞を受賞する韓国初の俳優であり、『サヨナラ』(1957)のナンシー梅木(ミヨシ・ウメキ)以来64年ぶり、歴代2人目のアカデミー助演女優賞を受賞するアジアの俳優になる。
候補指名当時ユン・ヨジョンは「ノミネートされただけでも光栄」だとし、「競争は嫌い。オリンピックに出場する選手たちのメンタル的な苦痛を感じている」と、プレッシャーを吐露したりもした。
彼女は今月13日、授賞式に出席するためロサンゼルス行きの飛行機に乗り、「悩んだ末に授賞式への参加を決定しただけに、コロナによる被害を最小限に抑えられるよう静かに出国することになった点、ご了承いただきたい」とし、「受賞の度に喜びをともに分かち合ってくれた皆さんに心から感謝申し上げる」というコメントを残した。
『ミナリ』は女優助演賞の他にも作品賞、監督賞、脚本賞、男優主演賞、音楽賞などなど6部門にノミネートされた。
最高栄誉である作品賞や監督賞は、昨年ベネチア国際映画祭でパルムドールを受賞後、圧倒的な受賞記録を続けてきたクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が最有力視されている。
作品賞は『ノマドランド』と『ミナリ』の他に、『シカゴ7裁判』、『プロミシング・ヤング・ウーマン』、『ファーザー』、『Judas and the Black Messiah(原題)』、『Mank/マンク』、『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』の8作品が競う。
アメリカ西部時間基準で25日午後5時に開催される「第93回アカデミー賞」の授賞式は、現地ABC局を通じて全世界225か国に生中継される。

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