ドラマ「月が浮かぶ川」に出演の俳優イ・ジフン…「自分が演じる部分だけを考え臨んだ」
2021年04月26日

「『99億の女』でも、『月が浮かぶ川(原題:달이 뜨는 강)』でも同じ運命を背負った。インパクトが強くていいが、それでも次は違うエンディングを迎えたい(笑)」
最近月火ドラマの視聴率1位で放送が終了した「月が浮かぶ川」で、桂婁(ケル)部の貴族コ・ウォンピョ(イ・ヘヨン)の長男コ・ゴンを熱演した俳優イ・ジフンに23日、江南(カンナム)区論峴(ノンヒョン)洞のオフィスで会った。
父親の死後、高句麗を去り新羅に向かったコ・ゴンはヘモヨン(チェ・ユファ)の前で終局を迎える。
イ・ジフンは「コ・ゴンが生きて自分が見たオンダル(ナ・イヌ)とピョンガン(キム・ソヒョン)の話を子孫に伝える結末と最期を迎える結末があったが、結局この通りになった」としながら、「悲しくもあるが、コ・ゴンが人生を終えるエンディングが良かったと思う」と述べた。
「個人的に名場面もコ・ゴンが最期を迎えるシーンだったと思う。そして新羅の使臣として高句麗に来てピョンガンと対面するシーンも良かった」と述べた。
彼は生涯ピョンガンを見つめたコ・ゴンが息を引き取る前、ヘモヨンに「愛していた」と述べたことについては「コ・ゴンがピョンガンを見つめていたように、ヘモヨンもコ・ゴンを見つめていたことを知ったため、自分がいなくても気丈に生きろという気持ちだったと思う。女性は愛していた男性にウソでも、愛していたという言葉を言われたいという気持ちがあるという説明に理解できた」と解釈した。
そして「哀れみや友情であったはずなのに、ユファさんもその言葉を入れた方がいいと言って取り入れた」と説明した。
「月が浮かぶ川」は初回から最終話まで、月火ドラマの1位の座を守ったが、序盤に主演俳優の降板劇を経て全面的に再撮影を行うなど、内部的には困難を多く経験した。
イ・ジフンはしかし「僕が演じる部分だけを考えた」と強調した。
さらに「デビュー当時、外部の影響を多く受けたが、そのたびに僕が動揺していることに気付いた。それで、このドラマの中では、自分の演じる人物が進むべき道だけを考えた。また再撮影をしながら序盤の感情に戻らなければならなくて、そんな部分は少し難しかった。だがそれは僕だけではなく、みんなが大変だった部分なので」と付け加えた。
彼は再撮影に対する追加のギャラを受け取らないことにした部分については「事務所の代表が決定したこと」だと冗談を飛ばしながらも、「ドラマのスタートからコ・ゴンに対する愛情が大きすぎて、このままドラマがなくなってしまうのが怖かったので、演技を続けられる環境だけが整えばと思った」と述べた。
2012年にドラマ「ゆれながら咲く花」でデビューしたイ・ジフンは、「最高です!スンシンちゃん」、「ディア・ブラッド~私の守護天使」、「ドラマスペシャル~伝説のシャトル(使い走り)」、「あなたのハウスキーパー」、「99億の女」など数多くの作品で安定した演技力を披露してきた。
彼は「もともと演技を専攻していたわけではないため、僕にとって、現場は大学。本性がばれるのが嫌で、学び続け悩んで動く。それが絶え間なく作品に臨む原動力だと思う」と述べた。
そして「コ・ゴンは、表向きは強いが、中身はふわふわした感じのキャラクターだったが、これからは内側まで男性らしい役をやってみたい。実際の性格は…か弱いと思う。涙もろいので。男性的なキャラクターをやってみたいのも、年齢を重ねるにつれ女性的になるからではないだろうか…(笑)。『もうチームのトップを任せても不安ではない、立派にできる』と思ってもらえるように、演技をしようと努力している。そうすればいつかは主演もやれる日が来るのでは…」と前向きな抱負を語った。
