ホン・サンス監督作品『Introduction』、前作をアレンジ

2021年05月18日

ヨンホ(シン・ソクホ)は、父(キム・ヨンホ)の電話を受け、久しぶりに父が経営する医院へと向かう。
忙しい父の代わりに、幼少期から知っている看護師(イェ・ジウォン)と少しの間話をすることに。
一方、ジュウォン(パク・ミソ)は服飾の勉強をするためドイツへと向かい、母(ソ・ヨンファ)は現地に住む旧友(キム・ミニ)に娘をお願いするため、一緒にやってきた。そして韓国を発って一日も経たずに彼氏ヨンホが連絡なしにやってくる。
そんなヨンホは母(チョ・ユニ)の電話を受け、友人(ハ・ソングク)と一緒に東海岸のお店へと向かう。母は中年の俳優(キ・ジュボン)と一緒にお酒をのんでおり、彼とは昔、父の医院で会ったことがあった――。
ホン・サンス監督の25作品目の映画『Introduction』。前作『逃げた女』の構成をそのまま引用し、アレンジを加えた。
ホン監督が手掛けた作品のうち、初めて英語のタイトルがつけられた映画だ。
監督はこれに対し、「“INTRODUCTION”という英語に適切な韓国語がない」とコメント。
さらに「紹介、入門、序文、導入などの意味を全て諦めたくないという思いから英語名にした」と予告編で明かした。
しかし「‘ある人物を他の人に紹介する’、‘初めて何かを経験する’、‘何かの初めての部分’、‘新しいことを世の中に持ってくる’という多くの単語を付け加えた。
今回の映画で主演を務めたシン・ソクホとパク・ミソは、ホン監督の映画学科の弟子。
ホン監督の映画スタッフとして働き、『GRASS』(2017)以降、俳優としても参加しているシン・ソクホがヨンホ役で初主演を果たした。
今回ホン監督は、脚本と監督はもちろん、撮影と音楽、編集も実際に行った。
2部に出演するキム・ミニは、スチール、スクリプター、アシスタントを担い、制作陣としても名を連ねている。
『Introduction』は、今年3月にベルリン国際映画祭で脚本賞(銀熊賞)を受賞。今月27日に韓国にて公開予定だ。

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