『テバク不動産』主演のチャン・ナラ…「“意地悪そう”という言葉がうれしかった」
2021年06月17日

「退魔師というキャラクターは、私の人生で一度出会えるかどうかのユニークな役。ぜひ一度やってみたいという思いで挑戦することになった」
最近、放送が終了したKBS 2TVの水木ドラマ「テバク不動産 (原題:대박부동산)」で退魔師ホン・ジア役を担った女優チャン・ナラと16日、オンラインで会った。
彼女は冷たい印象と口調だが、卓越した武術の実力、優れた決断力を持つホン・ジアを演じ、これまで見られなかった新しい姿を視聴者に届けた。
「私の外見がまるまるとしているせいで、鋭い印象を作ることができるのだろうかと心配もした。目を見開く練習もしたし、声のトーンを下げて吐き捨てるようにセリフを言おうとした。だからなのか、今回の作品で“意地悪そうに見える”と言われるとうれしかった(笑)」
退魔師ホン・ジア (チャン・ナラ)と特別な能力を持つ霊媒師オ・インボム (ジョン・ヨンファ)がひとつのチームとなり、怨霊の恨みをはらす物語を描いた「テバク不動産」は、視聴者に痛快さと感動を同時に届け、好評を博した。
「この作品を食べ物に例えるなら、イカ墨スパゲッティだと思う。視覚的には、少し暗くて、変な味がするのではないかと思うが、いざ食べてみると大きく外してはいない手軽な食べ物。多くの方がお悩みの住居問題、普遍的な家族の話がオカルトというジャンルに出会い、一風変わった形で表現したのが“テバク不動産”の魅力だと思う。」
普段からホラージャンルが好きだという彼女は、「今回の作品をステップにして、スリラー作品やもっとダークでオカルトのようなホラー作品をたくさんやりたい。アメリカのドラマ “X-ファイル”のように刑事役を担って、シリーズで長く演技してみたいという思いもある」と述べた。
ラブラインよりは完璧な「ひとつのチーム」になることに重点をおいたホン・ジアとオ・インボムの関係については、「アメリカのドラマ “X-ファイル”の中のモルダーとスカリーのような関係になることを望んだ。ラブラインを一気に跳び越え、お互いの命を預けることができる関係ならば、より濃い感情が出るのではないかと考えた」と説明。
今回の作品でともに呼吸を合わせた俳優ジョン・ヨンファ、カン・ホンソク、女優カン・マルグムについては、「出会えて本当によかったと思うほど、息がぴったりだった」と明かした。
「ジョン・ヨンファさんは年齢差がかなりあったにも関わらず、とてもプロフェッショナルな方で、大きな力になった。賢く、心のきれいな優しい方で、みんなに可愛がられる弟のような存在だった」とコメント。
さらに「カン・ホンソクさんもとても元気で、誠実な俳優。名前のように、本当に澄んだ(澄む:韓国語でマクタ) マルグムさんは、演技する時の相性が本当によかった。特に、いただいた直筆の手紙は、大きな力になった。感謝している」と明かした。
2001年にデビューし、今年でデビュー20年目を迎えたチャン・ナラは「私が努力した部分もあるだろうが、私を見て下さる方々が寛容な心で温かく見守ってくださったので可能だった。本当にありがたい人生だと思った」とファンに感謝の気持ちを表した。
多くの作品に出演し、女優としての地位を確固たるものにした彼女だが、未熟な点が多いことを感じるという。
彼女は「“最高に演技が上手な女優”として認識されるのが夢。生きている間はずっと一生懸命演技をして、その夢をかなえることができたらと思う」との願いを明かした。
続いて「演技がスポンジケーキを作る仕事であるとするなら、私は基本レシピを知っている程度だと思う。本当においしいスポンジケーキを作るためには、特別な裏技や添加物が必要だが、私はまだそのような要素を知らないし、見つけてもいないと思う。いつかは、よりおいしいスポンジケーキを作ることができるのではないかと考えながら演技している(笑)」と述べた。
