“大人の魅力”を引っさげカムバックした2PM、「“My House”に来られなかった方々を招待する」
2021年06月29日

ボーイズグループ2PMは入隊によるブランクの間、予想外の“逆走行人気”を経験した。2015年にリリースした5thアルバムのタイトル曲「My House」のパフォーマンス動画がYouTubeのアルゴリズムに乗り、再び評価されたからだ。
6人のメンバーが“僕の家へ行こう”と誘い、漂わせる成熟した魅力は爆発的な反響を呼び、挙句の果てに、軍入隊によるブランク期間中にも関わらず、新しいファンが流入した。彼らの正式カムバックを多くの人々が待ちわびた理由だ。
2PMが28日、「Make it」をタイトル曲にした7thアルバム『MUST』をリリースし、その期待に応えた。
Jun. K、ニックン、テギョン、ウヨン、ジュノ、チャンソンの6人のメンバーが完全体でアルバムを出すのは、2016年9月の6thアルバム『GENTLEMEN'S GAME』以来約5年ぶり。
発売に先立ち、彼らは今月中旬に放送されたバラエティ番組に出演し、2021年バージョンの「My House」のステージを公開し、カムバックへの雰囲気を盛り上げたりもした。
「My House」を作詞・作曲した最年長メンバーのJun. Kは同日午後、オンラインで開かれたショーケースで、「『Make it』を通じて“My House=僕の家”に来られなかった方々を、2PMの家に招待したい気持ち」だとし、「大型の引っ越し祝いをする」と述べた。
そして「時代がとても変わった。僕たちに期待なさっている方々も多く、僕たちを知らない方々もいらっしゃるはずだ。2PMがどんな魅力を持ったグループなのか、メンバーそれぞれがどんな個性を持っているのか、たくさんの方々に知っていただきたい」と付け加えた。
チャンソンは「My House」のチャート逆走行について「とても奇跡的なこと。実は僕たちも理由が分からない」とし、「思いもよらなかったが、とても感謝しており、活動の時にこのようななことが起きていたら、僕たちはもっとよい反応ができたのではないだろうかと残念な気持ちもある」と伝えた。
「My House」は、たった1週間の活動しか許されなかった楽曲でもある。「My House」のステージFanCam(ファンが撮影した動画)で注目を浴び、逆走行に大きく寄与したジュノは「活動を1週間しかしなかった状況が逆走行の足場になったようだ」とし、「ニューアルバムではさらに弾みをつけ、気持ちよく準備することができた」と述べた。
比較的、軍入隊によるブランク期間が長かっただけに、カムバックが楽しみだったと彼らは口を揃えた。タイ人メンバーのニックンは「僕はメンバーが軍隊に行って帰ってくるのを、ファンの皆さんと一緒に待っていた。今日がとてもうれしくて幸せだ」とし、「チームワークがさらに良くなったと思う」と強調した。
新曲「Make it」は、「My House」の再ヒットにより2PMの専売特許になった“大人の魅力”をそのまま盛り込んでいる。
爆発が起こって建物が崩れ、炎が上がるなど、阿鼻叫喚と化した街でも、相手の女性から目を離せないMVの中のメンバーの姿が、「My House」のMVを連想させる。
Jun. Kは「ファンが僕たちに望む姿をたくさん研究した」と伝え、チャンソンも「『My House』のおかげで、僕たちにこういう“ニーズ”があるということを把握しやすかった。それに合わせて今回のアルバムのコンセプトや基本的な枠組みを整えた」と述べた。
メンバーが30代に突入し、初めてリリースするアルバムでもある。テギョンは「20代の時は若さや覇気、情熱が強かった。デビュー曲の『10 out of 10』ではアクロバティックが取り入れられた見どころ満載なステージや若いエネルギーを披露していたとするなら、今回のアルバムでは30代になってこそお見せできる本来の魅力に集中した」と説明した。
所属事務所が彼らのカムバックを伝えながら付けたキャッチフレーズには、“K-Sexy”や“One&Only男性グループ”のようなものがあった。
「Make it」の作詞・作曲に参加したウヨンはこのようなキャッチフレーズについて、「身に余る称賛で照れくさい」と笑みを浮かべ、「僕たちの年齢や季節が流れるように、それに合わせて熟していくナチュラルさを表現した」と述べた。
そして「ステージの上でも、どんな場所でも、2PMという名前をかけて最善を尽くそうという態度が、僕たちには一番重要だった。パフォーマンス一つ一つを心から取り組めば、このような称賛を受けられるのではと思っている。最も僕たちらしい姿のために努力しただけだ」とも明かした。
最近、SHINeeやHighlightに2PMまで、“K-POP第2世代”のボーイズグループたちが次々とカムバックし、健在ぶりを知らせている。特に2PMはテギョンが事務所を移籍したにも関わらず、完全体でのカムバックが実現したという点で意味のある事例だ。
テギョンは後輩グループに伝えたい言葉は何かという問いに「事務所を出てからカムバックを成功させた事例が多くないが、僕たちが成功事例の一つだと思う」とし、「お互いに対する信頼を築くことが最も重要だ」と述べた。
