韓国コンテンツ産業、コロナの影響で12年ぶりに減少…BTSや『パラサイト』らの善戦で輸出額は増加

2021年06月30日

昨年、韓国のコンテンツ産業が新型コロナウイルスの影響で、全体の売上が前年より減少したが、ゲームなど非対面(アンタクト)コンテンツの成長や韓流ブームの中で、輸出額は増えたことが明らかになった。
文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院が発刊した「2020年下半期および年間コンテンツ産業動向分析報告書」によると、昨年の韓国コンテンツ産業の年間売上額は前年よりも0.5%減少した126兆ウォン(約12兆5000億円)と集計された。
成長傾向を続けていたコンテンツ産業の売上額が減少したのは、世界的な金融危機に見舞われた2008年以来12年ぶり。
一方、昨年の年間輸出額は前年比6.3%増の約108億3000万ドル(約12兆2千億ウォン)と集計された。
ゲームは前年比8.8%増の約72億5000万ドルの実績を収め、輸出額の66.9%を占めた。出版(61.1%)、映画(43.0%)、マンガ(40.9%)などのジャンルは大幅に成長した。
出版は書籍類以外の印刷物の輸出が大きく増え、映画はグローバルオンライン動画サービス(OTT)の版権販売などの影響で増加したことが明らかになった。
報告書では年間売上額が減少する中でもコロナ以降、非対面文化が拡大したことにより、下半期の売上額は前年の同期間より増加したものと分析された。
また、ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」やポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』など韓流コンテンツの善戦により、2019年に続いて2度目の輸出額100億ドルを突破したものと見られる。
報告書はコンテンツ産業11ジャンルの事業体2,815社を対象に実態調査の結果と、137社の上場企業の資料を分析した結果を踏まえたもので、原文はコンテンツ振興院のホームページからダウンロードが可能。

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