自称「ワールドスター」のMad Monster…「BTSさんに会う準備はできている」
2021年07月08日

顔の半分ほどある大きな目と今にもなくなりそうな細いあご、すっと通った鼻筋まで。写真加工アプリのフィルター強度をマックスにしたようなルックスの彼らは、2人組ボーイズグループMad Monsterだ。
Mad Monsterは自称グローバルアイドルだが、実態は違う。
お笑いタレントのイ・チャンホとクァク・ボムがメンバーのタンとジェイホを演じているのだ。実際の顔を思い切り補正し「アイドルらしい」外見にした。
彼らが打ち出した世界観は、60億のポケットモンスター(ファンの名称)を抱えるワールドスター。
2017年のデビュー後、様々なヒット曲でグローバル音楽市場を席巻した空前絶後のデュオだ。
人々は、このようなMad Monsterの「世界観遊び」に調子を合わせる。
彼らのYouTubeチャンネル「パンソングク (빵송국)」にコメントをつけたネットユーザーはもちろん、インターネット百科事典「ナムウィキ (namu wiki)」もMad Monsterを国宝級アイドルとして紹介。
そんなMad Monsterが今月7日にリリースした新曲「Along Came Beautiful Nuna」も、以前NFT (Non fungible Token・非代替性トークン)で発売したことがある楽曲だと説明しているが、もちろんそのような事実はない。
Mad Monsterはこの日、楽曲の再発売記念オンライン記者懇談会に「補正マックス」の姿で現れ、世界観に忠実な受け答えをした。
「Mad Monsterはイ・チャンホとクァク・ボムなのではないか」との質問にジェイホは、「年とった無名のお笑いタレントと僕たちは何の関係もない」と否定。
タンは「ジェイホの母親が“あなたの息子とイ・チャンホが似ている”と言われ、6日間笑い続けたらしい」と述べた。
今年4月に発売された「Mine Rudolph」に続き、Mad Monsterが2番目に発表した楽曲「Along Came Beautiful Nuna」は、子どもだった自分が財力をもつ男に成長し、昔、片思いしていた年上の女性に告白するという歌だ。
作品性よりはお笑いに焦点を当てた歌詞が目立つが、ジェイホは「完璧な僕たちに、1つだけないのがユーモアのセンス」、「コメディアンを見ると、尊敬する」と白々しい発言をした。
最近、曲名が公開されると一部では、少女時代の「Into The New World」とSHINeeの「Replay」を“パクったのでは”という推測が出た。
しかしタンは「SHINeeさんや少女時代さんの歌はほとんど知っているが、“Into The New World”や“Replay”という楽曲があるというのは初めて知った」と釈然としない説明をした。
彼は「ジェイホは“姉 (原題:누이)”を歌ったソル・ウンドさんが今回の活動のロールモデルだと言っていた」と付け加えた。
Mad Monsterは以前、KBSの「ユ・ヒヨルのスケッチブック」などに出演し、実際に歌手活動をした。
彼らは今回の新曲でも、様々な音楽番組に出演しステージを飾りたいという希望を伝えた。
特に楽しみなのはボーイズグループBTS(防弾少年団)との共演だ。Mad Monster のファンは、彼らと互角に戦える唯一のスターとしてBTSを挙げる。
ジェイホは、「いつでもBTSさんに会う準備はできている」とし「非常に尊敬している。その姿を学び、ついていこうと思う」と強調。
彼はニューアルバムの発売計画については、「最も恐ろしいのが、次という単語」、「どのようにすれば、現在を飛び越えるのか、いつも悩んでいる」というアイドル的な模範解答を出した。
