ポン・ジュノ監督、「開幕作への期待で興奮」…カンヌ映画祭のティーチインイベントで質問に応じる
2021年07月14日

「第74回カンヌ国際映画祭」にサプライズで登場したポン・ジュノ監督は現地時間6日、開幕作であるレオス・カラックス監督の『Annette(原題)』を、「世界で初めて観ることができると思うと興奮する」と述べた。
カンヌ映画祭の開幕式に出席したポン監督は同日午後、メイン会場のパレ・デ・フェスティバル前に広げられたレッドカーペットの上でこのような感想を明かした。
『Annette』は『ポンヌフの恋人』で有名なカラックス監督が、『ホーリー・モーターズ』(2012)以来、9年ぶりに打ち出した新作であり、初の映画演出作。
映画『パラサイト 半地下の家族』で2019年にパルムドールを受賞したポン監督は7日、観客と対話を交わすイベント「rendez-vous avec」のゲストとして映画祭を訪れた。
カンヌ映画祭の最高賞を受賞した後はどう過ごしているのかという質問にポン監督は、「とてもうれしく思いながらもバタバタしていて時間がどのように過ぎたのか分からない」とし、「今回ははるかにゆとりのある気持ちで来た」と答えた。
新しい作業に没頭することは大変ではなかったかと尋ねられると彼は、「賞を受賞しながらも毎日シナリオを書いた。それが仕事だから」とし、「昨日もシナリオを書いてからここに来た」と述べた。
新型コロナウイルスの大流行の影響で、映画を鑑賞することに支障はなかったかという質問には、「映画を観るのはあまりにも日常のこと。家でストリーミングやBlu-rayでたくさん観た」と説明した。
カンヌ映画祭の主催側は「rendez-vous avec」に俳優のジョディ・フォスター(Jodie Foster)など映画関係者6人が参加すると公開しながらも、ポン監督が出席するというニュースは開幕式当日まで明かさなかった。
『パラサイト 半地下の家族』の主演を担った俳優のソン・ガンホが今年のコンペティション部門の審査委員に選ばれ、ポン監督とソン・ガンホは約2年2か月ぶりにカンヌ映画祭にそろって出席した。
カンヌ映画祭は昨年、コロナ大流行の影響で開催されなかったため、招待作だけを公開し受賞作は選定しなかった。
