俳優チョンウが進行を務めるドキュメンタリー「地球の警告」、気候変動の深刻さを様々な視線で問う

2021年07月14日

KBSは今月8日から2TVを通じて、UHD(超高画質)気候変動特集「地球の警告-100人のリーディングショー(原題:지구의 경고 - 100인의 리딩쇼)」を放送している。 気候変動の深刻さをいま、我々の問題として認識し共有するため、KBSが新たな試みを行う特集ドキュメンタリーだ。
この番組ではプレゼンターやゲストが本を読みながら、視聴者とともに地球と気候変動の問題に向き合っていく。
女優のキム・ミスク、声優のキム・サンヒョン、詩人のキム・ヨンテク、建築家のソン・ヒョサン、インフルエンサーのパク・ヨンマンなど、韓国を代表する各界の著名人や農業従事者、学者、シェフ、画家、修道者まで、数多くの人が特別な読書に招待された。
制作スタッフは「彼らは地球のために一冊の本を読むことで、地球温暖化の危機を遅らせ、気候変動に対応するための第一歩を踏み出した」としながら、「これは、これまで公営放送としてKBSが注目してきた“環境”問題を、多様なメディア・プラットフォームに慣れ親しんだ視聴者たちの目線に合わせて、新しい形式のドキュメンタリーで語ろうとする斬新な実験でもある」と説明した。
特に映画やドラマで活躍している俳優のチョンウが、デビュー20年目にして初めてドキュメンタリーのプレゼンターを務め、注目を集めている。
制作スタッフはこれとともに視覚特殊効果(VFX)技術を活用し、本の中に盛り込まれた仮想現実をリアルな映像で表したと伝えた。特に、視覚特殊効果技術を用いた仮想空間で、俳優が直々にプレゼンターとして登場し進行をするのは、KBSのドキュメンタリー史上初の試みだと紹介した。
またこのためにKBSのパク・ジュンギュン特殊映像監督の陣頭指揮の下、同局の視覚特殊効果の技術者を総動員し地震、溶け落ちる氷河、燃える森、砂漠の砂嵐、津波などの地球の自然災害をリアルな映像で具現したと説明した。さらにUHDで制作し、広大な自然をはじめ、海、野原、修道院、山寺、都心の中で出演者が読書するシーンを密度ある美しい映像で収めた。
8日に放送された第1部「温暖化の時計(原題:온난화의 시계)」では、地球の気温上昇による気候変動と環境、そして文明の未来を予測し警告するイギリスの環境運動家でありジャーナリストのマーク・ライナス(Mark Lynas)の著書「+6℃ 地球温暖化最悪のシナリオ」が読まれた。地球の気温が上昇するにつれ、我々が生きる地球がどのように変化していくのかを綴ったこの本を通じて、恐ろしくもあるが知るべき気候変動の真実と地球が伝える警告に焦点を当てた。
15日に放送される第2部「地球、私たちみんなの家(原題:지구, 우리 모두의 집)」では、フランシスコ・ローマ法王の勅書「ラウダート・シ-あなたが称えられますように-」を読んでいく。フランシスコ法王が即位した当時の社会と倫理的問題を解釈し、解決する方法を提示する本で、我々の時代の暗い影である環境、気候、生態、資本、労働、不平等などの問題に注目し、人類共同の“家”である地球と環境を守ることは、我々の義務であることを語る。
番組では自然の道理に従い生きていく聖職者をはじめ、我々が享受している美しい環境を次世代に受け継ぐため、実践している人々の話もともに盛り込む。

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