俳優ファン・ジョンミン主演映画『人質』が来月公開へ、“ドキュメンタリーを観るような面白味”

2021年07月16日

トップ俳優のファン・ジョンミンが映画の製作報告会を終え、家に帰る途中で怪しい人物に拉致される。そして武器も誰かの助けもなく、脱出する意志だけで瞬発力を発揮し脱走を敢行する。
俳優ファン・ジョンミンが拉致された“俳優ファン・ジョンミン”を演じた映画『人質(原題:인질)』のストーリーテラーだ。
この映画は、証拠も目撃者もなく拉致された俳優ファン・ジョンミンが命をかけて脱出を敢行する、リアリティ・アクション・スリラー。
15日にオンラインで開かれた『人質』の製作報告会でファン・ジョンミンは、「実際のファン・ジョンミンが映画の中で拉致されるという設定自体が面白い」とし、「観客が映画を観ているのか、ドキュメンタリーを観ているのか、(錯乱させる)面白味があると思う」と述べた。
また「実際にファン・ジョンミンが登場するというが、ストーリーの骨組みがあり、その中にファン・ジョンミンがいるということなので、実際のファン・ジョンミンとはまた違うエネルギーが必要だった。実際のファン・ジョンミンと劇中のファン・ジョンミンの接点を合わせていくため、とても悩んだ」と付け加えた。
刑事や殺し屋など主に誰かを追う役を演じ、追われる役柄はほとんど初めてだという彼は、「僕は実際に拉致されたことはないが、ニュースに出てくる通り魔事件のようにとても怖かった」とコメント。
続けて「自分を演じるのは簡単なように見えるが、自分をさらけ出すことはむしろ難しい」としながらも、「実際のファン・ジョンミンと劇中のファン・ジョンミンが共存する状況は、観客がより写実的に受け入れることができるので楽しんだと思う」と述べた。
また映画の中で拉致される前の俳優ファン・ジョンミンの姿が実際の俳優ファン・ジョンミンの姿と似ており、拉致された後には“人間ファン・ジョンミン”の薄っぺらさと卑屈さをむき出しにしていると語った。
この映画は『ある約束 (原題:어떤 약속)』など、短編を披露してきたピル・カムソン監督の長編デビュー作。
ピル監督は「俳優ファン・ジョンミンが実名で出演する映画なので、『事実だろう』という前提の下で進行される映画」だとし、「水族館を脱出する魚のようにぴょんぴょん跳ねるエネルギーを伝えたかった」と明かした。
映画はそんなリアルさを生かすため、カメラを持って撮影するハンドヘルドや、特殊効果を排除して体をぶつけるアクションでダイナミックさを加えたと監督は説明。
脚本を直々に執筆したピル監督は、「拉致という極端な状況に直面し、死ぬ直前の状態に置かれた時、数多くの感情がわきそうだが、その広い感情の幅を表現できる俳優がファン・ジョンミンだった」と述べた。
映画には「おいで(『「新しき世界』)」や「金がないから顔(プライド)がないのか?(『ベテラン』)」のような、ファン・ジョンミンが出演した映画の流行語たちが多く活用された。
ピル監督は「たくさんの人が知っている流行語で観客が『自分が知っているその俳優ファン・ジョンミンがあそこに捕まっている』と感じる事実性を倍増させることができた」と述べた。
映画は来月18日に韓国で公開される予定。

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