ポン・ジュノ監督が開催宣言をした「カンヌ国際映画祭」、イ・ビョンホンとソン・ガンホが幕を下ろす
2021年07月20日

新型コロナウイルスの大流行により2年ぶりに開催された「第74回カンヌ国際映画祭」が17日(現地時間)、閉幕した。
最高作品賞“パルム・ドール”はジュリア・デュクルノー(Julia Ducournau)監督の連続殺人魔を扱った映画『RAW~少女のめざめ~』が受賞。30代でフランス出身のデュクルノー監督はパルム・ドールを受賞した、史上2人目の女性監督となった。
主演女優賞は映画『The Worst Person in the World(英題)』のレナーテ・ラインスヴェ(Renate Reinsve)が、主演男優賞は「Nitram(原題)」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(Caleb Landry Jones)がそれぞれ受賞した。
今年はコンペティション部門に選ばれた韓国作品はなかったが、2年前の映画『パラサイト 半地下の家族』の影響が今年も続いた。
ポン・ジュノ監督がカンヌ映画祭の始まりを知らせる開催宣言にサプライズで登場し、俳優のソン・ガンホは審査委員を担った。
ソン・ガンホは大役を務めるにあたり、「良い作品を正しく選ばなければならないので、そのような点でプレッシャーにもなる。一時ではあるが、韓国映画の“顔”になるので、誠実にかつ最善を尽くしたい」と率直な思いを明かした。
非コンペティション部門に招待された『非常宣言(原題:비상선언)』のハン・ジェリム監督や俳優たちも映画祭の終盤にレッドカーペットを踏んだ。
メイン会場「パレ·デ·フェスティバル」のリュミエール大劇場で深夜0時を超えて上映された映画『非常宣言』には、2000人以上の観客が来場し席を埋め尽くした。
特に『非常宣言』で主演を務めたイ・ビョンホンはカンヌ映画祭の授賞式に招待され、主演女優賞を授与した。
イ・ビョンホンは授賞式を前に、「韓国俳優として初めてカンヌでプレゼンターを引き受けることになったということが本当に光栄。ポン・ジュノ監督とソン・ガンホさんと一緒に参加できるので、さらに心強く特別なことだと思う」と明かした。
この他にもホン・サンス監督の映画『あなたの顔の前で(原題:당신 얼굴 앞에서)』がカンヌ・プレミア部門で上映され、ユン・デウォン監督の映画『蝉(原題:'매미)』は学生競争部門である「シネファンデーション部門」で2位を受賞。
韓国映画のステータスを再確認させる映画祭となった。
