パク・ヘス、運動音痴を乗り越え“ダンス熱”へのスイッチが入った出演映画『スウィング・キッズ』秘話
2021年08月13日

「ダンスは踊ったこともなかった。なにしろ運動音痴で…。ヤン・パンネ役を演じながら、私の人生で初めて“ダンス熱”がやってきた」
映画『スウィング・キッズ』の主人公は何といってもアイドルグループEXOのメンバーD.O.(ディオ)が演じたロ・ギスだろう。しかしロ・ギスに劣らない比重を占め、物語のバランスを取るキャラクターがいる。女優パク・ヘスが演じたヤン・パンネだ。
ヤン・パンネ役を演じた女優パク・ヘスは、映画で見せてくれたタップダンスの実力から当然ダンスに見識があると思ったが、ダンスとは縁がない“運動音痴”だという。
「キャスティングされてから振付の先生と俳優が一堂に会した。初日の先生の表情は今でも忘れられない。本当にお手上げといった目つきをしていた。おそらく監督さんの次に心を入れ替えた方が、振付の先生だと思う」
得意ではないダンスだが、情熱を見せるためオーディションの時、タップダンスの振り付けを準備した。2日間教室に通って短期間でタップダンスを習い、2分ほど披露したという。
「監督はあっけにとられたと思う。ダンスが苦手だとバレバレだったから。それでも『今は踊れないけど練習すればうまくできる』と言った。その情熱を見て、キャスティングしてくださったんじゃないかと思う」
映画の中でヤン・パンネは1950年代に英語、中国語、日本語、韓国語の4か国語を自由に操れる女性として描かれる。実際、パク・ヘスも英語や中国語が堪能だ。むしろ米国式の発音ではなく、50年代に韓国人が使ったであろう“コングリッシュ(Korean+English)”の発音をするのに苦労したという。
「悲惨なことがなかったら、パンネは本当に何でもできていたはずの女性。賢くてかっこいい人物に見せたくて、たくさん悩んだ。これから私を思い浮かべる時は、“ヤン・パンネ”と覚えてくだされば嬉しい」
パク・ヘスは2014年にオーディション番組に出演して初めて名を広めた。現在は役者に転向したが、まだ歌手活動に意欲があるという。
演技活動をする中でも時々曲を書き続けた結果、7曲ほどを仕上げた。いつか必ず自身の歌をリリースする計画だという。
「演技をしながら曲を書くのは簡単ではない。具体的な計画が出た段階ではなく、オーディション番組の時に出会った友人にフィードバックを受けながら一人で作っている。いつと約束することはできないが、必ず私の歌を皆さんに届けたい」
