チョ・ジヌンやパク・ヘイル、“老け役”で30歳以上自分より年上のキャラクターにシンクロ
2021年08月13日

作品ごとに異なる性格のキャラクターを見事に演じる俳優を見ると不思議な気持ちになる。その中でも自身の年齢を超越した名演技で大衆を驚かせたスターがいる。若くして老人を演じた俳優たちの存在だ。
俳優チョ・ジヌンは、特殊メイクのおかげで役に入ることができたと語ったことが、過去に注目を集めた。
映画『お嬢さん』(2016)でチョ・ジヌンはキム・ミニが演じた主人公、秀子の叔父で後見人となる“上月”役を担い、日本語での演技を繰り広げた。
当時40代序盤であった彼は、老け役を演じたこともまた話題となった。
公開時に開かれた記者会見でチョ・ジヌン自身も「映画では初めての経験で僕にとっても挑戦だった」と明かしながら、「とても新鮮な衝撃。『僕もこうやって年を取っていくんだな』と思った」と振り返った。
大学時代から演劇舞台に上がり、俳優としては骨太のチョ・ジヌンにも大きな挑戦だった老人役。その反面、リアリティな特殊メイクのおかげで役への没入がしやすかったという。
チョ・ジヌンは「韓国の老人役の特殊メイク技術は相当なもの。数多くの作品を通じて、たくさんの実験をされてきたのだろう」とし、「以前は、かなり長い時間がかかっていたと聞いたが僕は4時間ほどで、後半になるにつれ、もっと作業のスピードが早くなっていった」と実際に経験したエピソードを説明し、「確かなことは時間に比べてはるかに効果が高かった。それが自分にはとても大きな力になった」と強調した。
それでは、過去に老け役を演じた俳優たちは一体メイクに何時間費やしていたのだろうか。
映画『ウンギョ 青い蜜』(2012)で70歳の詩人イ・ジョギョ役を演じた撮影当時35歳だった俳優パク・ヘイルは、実に10時間もかかったという。
その後、2016年公開映画『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』でも再び独立運動家の老年時代を演じ、老人を演じる俳優としての威厳を証明したパク・ヘイルだが、それなりの悩みがあるという。
映画の製作発表会では、歩く演技の際に足を酷使したため、今も関節炎が残っている感覚があると冗談半分で明かす場面も。また、度が強い老眼鏡を着用していたため視力が落ちたようにも思えるとも語った。
やはり若い年齢で高齢の人物を演じるのは誰でもできることではないようだ。
どんな役も完ぺきにこなし、“千の顔”を持つと呼ばれる俳優たちの老け役はもちろん、今後も幅広い演技挑戦を通じた活躍に期待したい。
