TOMORROW X TOGETHER(TXT)、「事務所のおかげで成功したという視線がプレッシャーだった」

2021年08月18日

「BTS(防弾少年団)先輩たちのニュースを聞きながら非常にうれしく、良い刺激をたくさん受けた。プレッシャーを感じる時もあるが、避けられない部分だと思う」(ヨンジュン)
世界的グループBTSの所属事務所BIGHIT MUSICの後輩ボーイズグループTOMORROW X TOGETHER(TXT)は、最近デビュー3年目としては注目に値する成果を収めグローバルアイドルの仲間入りを果たした。
今年5月に発売した2ndアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』はアメリカ・ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で自己最高順位となる5位を記録したのを含め、9週連続チャートを守り、日本のオリコン週間アルバムチャートでは首位を獲得した。
しかし全盛期に突入したばかりの彼らにも、それなりの悩みがあるようだ。
TXTは17日、2ndリパッケージアルバム『The Chaos Chapter: FIGHT OR ESCAPE』のオンラインショーケースを開き、ヨンジュンは「最近、最大のプレッシャーは僕たちが事務所のおかげで成功したという視線」だと打ち明けた。
さらに「囲いの中でしっかりと成長することができたが、僕たちもこのような視線を乗り越えるため、高い目標を持ち、一生懸命努力をしている。努力すればよい音楽やステージで証明できるはず。ペースは遅いが(そんな視線と)戦おうと思った」とも付け加えた。
救援のように現れた“キミ”のため、世界と戦ったり(FIGHT)、現実から逃げ(ESCAPE)出したかったりする少年の姿を描いたニューアルバムも、このようなTXTの心境を反映したかのようだ。
スビンは「正直な気持ちを込めた物語が最も重要だと思う」とし、「僕たちの姿と感情を楽曲で表現し、同世代、同年代の気持ちを代弁するアーティストになりたい」と述べた。
2ndアルバムの収録曲に新曲3曲がさらに加わった今回のアルバムのタイトル曲は、曲名からTXTの世界観を漂わせる「LO$ER=LO♡ER(ルーザー・ラバー)」。
世界の硬直した観点ではloser(敗北者)だが、相手にとってはlover(愛する人)である少年の気持ちを歌った。スピード感を高めるギターやドラムサウンドと、耳に残るメロディーが特徴だ。
ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やザ・ウィークエンド(The Weeknd)の楽曲を制作したビリー・ウォルシュ(Billy Walsh)を筆頭に、テイラー・スウィフト(Taylor Swift) やポスト・マローン(Post Malone)と作業したルイス・ベル(Louis Bell)、そして所属事務所の親会社HYBEのパン・シヒョク("hitman" bang)代表などがプロデュースした。 HYBEがアメリカのイタカ・ホールディングス(Ithaca Holdings)を買収後、同社の米国最高経営者(CEO)職に就いたスクーター・ブラウン(Scooter Braun)がコラボレーションをサポートした。
テヒョンは「ブラウンCEOが僕たちの音楽とよく合いそうだとプロデューサーたちを紹介してくださり、一緒に作業した。とても心強くて、ありがたかった」と裏話を伝えた。
この曲のセッションで使われたギターもブラウンCEOがパン代表にプレゼントしたもの。伝説的バンド「ローリング·ストーンズ(The Rolling Stones)」のギタリスト、キース·リチャーズ(Keith Richards)が使用したギターだという。
ボムギュとヒュニンカイは「本当に驚き、光栄だった」と口を揃えた。
そうそうたるプロデューサー陣と伝説が使ったギターの演奏、ここにヨンジュンが直々に書いたラップなど率直な歌詞が加わり音楽が完成した。 ヨンジュンは「パン・シヒョク代表が歌詞を書いてみたらどうかと提案してくださった」とし、「キミと僕が一緒ならどんなことも怖くないという気持ちを表現した」と紹介した。
曲のタイトルにあるドル($)記号から分かるように、金(カネ)を見つめるZ世代の率直な視線も込めた。 スビンは「お金に執着する大人たちを嫌いながらも、キミと僕を救うためにはお金が必要だと悟り、一発勝負を狙う姿を描いた」と話した。
ファンダム“MOA(モア)”のためにメンバーたちが直々に作詞した楽曲「MOA Diary (Dubaddu Wari Wari)」が収録されている点も目を引く。TXTがファンソングをアルバムに収録するのは今回が初めて。
サブタイトルの「Dubaddu」は、ファンが呼ぶTXTの愛称だ。
ヒュニンカイは「MOAとの初めての出会いからこれまで過ごしてきた道を表現しようとした」とし、「一緒に楽しめるノリのいい曲を書きたかった」と強調した。
スビンは「TXTらしい曲を書くことに焦点を合わせた」と述べた。
「他人の目には僕たちが幼稚で独特に見えるかもしれないが、それが僕たちならではの特徴であり強みだと思う。MOAは僕たちのこういう部分が好きだと思い、率直な気持ちを書いてみた」
TXTはこれまで幸せや不安、逸脱、友情、愛など10代や20代が共感できるさまざまな楽曲をリリースしてきた。アルバムに投影された世界観と独特なタイトルを掲げ、“TXTスタイル”の音楽カラーを鮮やかに作ってきた。
ボムギュは「Z世代について話そうとは思わない」としながらも、「僕たちの話をしていると、同じ世代が共感できる話が多く反映されているようだ」と笑みを見せた。 さらに「時代によって差はあるかもしれないが、誰もが成長して経験する感情と痛みは似ているのではないだろうか。僕たちが音楽でそれを表現しているので、 多くの方が愛してくださっていると思う」とも述べた。

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