ペク・アヨン、「片思いの歌をたくさん披露してきたが今度は“私”を観察した」…日記帳のような新譜発売

2021年09月08日

「Shouldn’t Have…(Feat. Young K)」、「Looking For Love」など恋愛の感情を歌い愛されている歌手のペク・アヨンが、目線を“私(自分)”に移して日記帳のようなアルバムをリリースした。
7日に発売された5thミニアルバム『Observe』はタイトルのようにペク・アヨンが自分の内面を観察したアルバム。「0%」、「The War on Loneliness」、「Wanna Be Crooked」、「Imagination」、「Daydream」など、トラックリストは、ペク・アヨンの最近の心象を覗き込むようだ。
ペク・アヨンはインタビューを通じて、「これまでのアルバムは主に片思いの話を多く盛り込んだが、今回のアルバムは“私”に集中し、さまざまな感情を歌った」と紹介した。
さらに「最も重きを置いた部分は歌詞の内容。“観察する”という意味のアルバム名のように、リスナーがその歌の主人公だと思えるように気を使った」とも付け加えた。
タイトル曲は新型コロナウイルスによる憂うつやバーンアウト(燃え尽き症候群)を経験したことがあれば、大部分の人が共感する「0%」。
“放っておいてわたしをこのまま/何も起こらないことが/私を助けることなの/私は今、回復ゲージをためているところ”などの現実的な歌詞がうなずかせる。
ペク・アヨンは「スランプに陥っていた方々が聴けば、『私だけが、そうだったわけじゃないんだな』と励まされるだろう」と述べた。
そして「楽曲を初めてもらった時、『何もしたくないことをどうして分かったんだろう?』という思いが真っ先に浮かんだ。私の気持ちを見破られたような感じというか…。(音楽は)現在の私が抱く感情を表現するのが一番重要だと思い、この曲をタイトル曲に決めることになった」と明かした。
バラードトラック「Imagination」では、ペク・アヨンが自ら作詞に参加した。“あなたにとってはありふれたことでも、私には特別なことになる”と語るラブソング。ペク・アヨン持ち前の清らかなボーカルがみずみずしい雰囲気を添える。
ペク・アヨンは今回のアルバムをフィジカル盤でも発売する。彼女がフィジカル盤をリリースするのは8年ぶり。デビュー後初めてフォトカードも制作し、グローバルなリモート通話イベントも準備した。
彼女は「もうフィジカル盤は二度と発売できないのではと思っていた」とし、「そんな意味で5thミニアルバムはデビュー盤と同じくらい大切なアルバムとして残るだろう」と述べた。
彼女にとってこのアルバムがさらに特別になっている理由は、一度発売が延期される紆余曲折を経たためでもある。ペク・アヨンは当初この新譜を今年7月にリリースする予定だったが、新型コロナウイルスの感染者と動線が重なり日程に支障が生じた。
ペク・アヨンは当時を振り返り、「正直、最初の数日間はこれが夢であってほしいと思った」と打ち明けた。
しかし、それからまもなく彼女は「自家隔離でカムバックを延期した歌手、それはまさに私です」というタイトルのYouTube動画をアップして、たくましい姿を見せ、ファンたちを励ました。一人で刺繍をしたり、愛犬と過ごしたりしながらカムバックを準備した。
ペク・アヨンは「時間が段々経つにつれ、『準備する時間がもっとできたのだ。むしろ良かった』という気持ちを持つようになった」とし、「もっと一生懸命練習して楽しみながら時間を過ごした」と述べた。
トラックをずっと聴いていると相変わらず少女のような歌声が耳に残るが、ペク・アヨンはいつの間にかデビュー10年目を迎えるベテラン歌手。
2011年にオーデション番組でトップ3になり注目された彼女は、翌年JYPエンターテインメントと専属契約を締結し、デビューした。昨年、EDENエンターテインメントに移籍した後、シングルリリースやOSTへの参加、ラジオのゲスト出演などさまざまな方面で活動した。
ペク・アヨンは「この10年を振り返った時、一番記憶に残る瞬間はいつだったのか」という質問に、「単独コンサートを開いた時」だと答えた。
彼女は「2年のブランク後に出したシングル『Shouldn’t Have…』がチャートで逆走行をすることになる大きな幸運が訪れた。さらに単独コンサートまでやることになり、夢のような時を過ごした。いつかは私が作業に参加した楽曲だけで構成したアルバムも発売し、その曲で単独コンサートも開ければ嬉しい」と抱負を明かした。

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