映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』、「アジア・フィルム・アワード」で作品賞や監督賞など4部門にノミネート
2021年09月10日

イ・ジュンイク監督の映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』が、「第15回アジア・フィルム・アワード(The Asian Film Awards)」の作品賞と監督賞にノミネートされた。
昨年に続き来月、釜山(プサン)国際映画祭で開かれる今回の授賞式には、アジア8地域で製作された36本の映画が最終候補に上った。
このうち韓国映画は『ただ悪から救ってください(原題:다만 악에서 구하소서)』、『三姉妹(原題:세자매)』、『声もなく』、『スペース・スウィーパーズ』、『茲山魚譜-チャサンオボ-』、『ザ・コール』、『Aloners(原題:혼자 사는 사람들)』の7本が含まれる。
作品賞の候補は『茲山魚譜-チャサンオボ-』の他に、チャン・イーモウ監督の『One Second(英題、中国)』、チャイタニヤ・タームハネー監督の『夢追い人』(インド)、濱口竜介監督の『偶然と想像』 、黒沢清監督の『スパイの妻 劇場版』(いずれも日本)などとなっている。
チョン・ジョンソ(ザ・コール)やユ・アイン(声もなく)が主演賞候補に、チャン・ユンジュ(三姉妹)とパク・ジョンミン(ただ悪から救ってください)が助演賞候補に、コン・スンヨン(Aloners)が新人俳優賞候補に上った。
『茲山魚譜-チャサンオボ-』(作品賞、監督賞、衣装賞、美術賞)や、『ただ悪から救ってください』(男優助演賞、編集賞、撮影賞、音楽賞)がそれぞれ4部門、『声もなく』(新人監督賞、脚本賞、男優主演賞)や『スペース・スウィーパーズ』(衣装賞、視覚効果賞、音響賞)がそれぞれ3部門にノミネートされた。
外国作品の中には『スパイの妻 劇場版』が、作品賞と監督賞、女優主演賞(蒼井優)の他、衣装賞と美術賞まで5部門に、現在韓国で上映中のイン・ルオシン監督の中国映画『Sister(英題)』が女優主演賞(チャン・ツィフォン)と新人監督賞、脚本賞の候補に並んだ。
また、俳優のキム・ヒョンビンは台湾映画『無聲(むせい)』で男優主演賞候補に、『接続 ザ・コンタクト』から『オールド・ボーイ』、『タクシー運転手 約束は海を越えて』などの音楽を担当していたチョ・ヨンウク音楽監督は中国映画『Cliff Walkers(英題)』で音楽賞候補に名を連ねた。
今年の審査委員長はイ・チャンドン監督が務める。イ監督は第13回の本授賞式で監督賞と功労賞を受賞している。
「アジア・フィルム・アワード」は釜山国際映画祭、香港国際映画祭、東京国際映画祭がアジア映画発展のために2013年に設立した「アジア映画賞アカデミー(Asian Film Awards Academy, AFAA)」が開催する授賞式で、香港やマカオで開催され、昨年初めて釜山国際映画祭でオンラインで行われた。
今年は釜山国際映画祭の期間である10月8日にオン・オフラインでハイブリッド方式で開催される。
