耕運機が疾走&作業着姿のライダー…映画『マッドマックス』をパロディ化した韓国観光PR映像が話題
2021年09月10日

砂漠を疾走するカーチェイスシーンで有名なハリウッド映画『マッドマックス』ファンも驚きの動画が話題を呼んでいる。
車の代わりに耕運機が韓国現地の干潟を走る韓国観光PR動画がブームになっているのだ。
制作スタッフから「準備してください~!出発しま~す」というキューが出た後、一台二台…次々と耕運機が農道から干潟に向かっていく。マシーンを操るのは作業着姿の人たち。そして広い干潟に集まった耕運機数十台が隊列を備え、疾走の準備に取り掛かる。
そうやって制作された映像はハリウッド映画『マッドマックス』を模した構図で圧巻の迫力に仕上がった。
忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)の干潟が映画の雰囲気をそのまま生かし、スピード感のあるBGMまで添えられ、タイトルも干潟を意味する“mud”と『マッドマックス』の原題『Mad Max』にちなんで「MUDMAX」と名付けられた。
耕運機に色を塗ったり、映画の中の小道具までも再現し完成度を高めた。名産品の「瑞山にんにく」かと思われる骸骨の装飾は貝殻で作られた。
映像を制作したクリエイティブティレクターのチェ・ジフン氏は「実際に『マッドマックス』にも登場した小道具でもあり、このアサリは漁師さんたちが獲ったもの」だとしながら、「ただパロディをそのまま再現するのではなく、このようなディティールにもこだわった」と説明した。
ヒップホップで始まり、味のある民謡のフレーズで締めくくられる愉快なこの動画は、昨年現代的なパンソリ(朝鮮の伝統的民俗芸能)と独特な振り付けで話題を呼んだ韓国観光PR動画の後続作品だ。
新たに公開された8本では千年古都慶州(キョンジュ)を背景にラップミュージックが流れる一方で、大邱(テグ)の都心では平凡な日常の空間で怪しげなダンスが繰り広げられる。
韓国観光公社でブランドマーケティングチーム長を務めるオ・チュンソプ氏は「外国人も新型コロナウイルスが終息したら韓国に呼び込みたいし、韓国国民の方々も楽しませたいという着眼から誕生したもの。MZ世代の感性で、少し突拍子もないが、何はさておき面白い映像を作ってみたかった」といきさつを明かした。
予想を超える人気に観光公社は「MUDMAX」の制作過程を盛り込んだ後続映像を公開する予定だ。
