釜山国際映画祭開幕…コロナを乗り越え、本来の映画祭の姿に
2021年10月07日

今年で26回目を迎える釜山国際映画祭が6日、華麗なる幕を開けた。
新型コロナを乗り越え、元の映画祭の姿を取り戻したという点で今年の映画祭は意味深い。
2年ぶりに行われたレッドカーペットイベントは、釜山国際映画祭が本来あるべき姿を取り戻したということを知らせるサインだ。
女優パク・ソダムとソン・ジュンギの司会で進められた開幕式に続き、開幕作イム・サンス監督の『幸せの国へ(原題:행복의 나라로)』が上映された。
今年の映画祭では、70カ国220本あまりの作品が6劇場、29スクリーンで10日間、上映される。
防疫指針により座席数は半分減らされるが、1作品、1回の上映にとどまっていた昨年とは異なり、今年は1作品あたり2〜3回上映される。
イ・ヨングァン釜山国際映画祭理事長は「今年の映画祭がコロナを乗り越える転換期になればと思った。また、プログラムの質を上げた。デジタル技術を駆使しオフラインとオンラインで同時に進行する。そのような映画祭という点で、きっと新たな体験をするだろう」と語った。
本日(7日)から、映画『スペース・スウィーパーズ』の出演俳優と観客のオープントークをはじめとする屋外イベントも行われる。
今年は、ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞した浜口竜介監督とカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞したポン・ジュノ監督の楽しい対談イベントも用意されている。
世界初上映されるワールドプレミア作品が上映作品全体の3分の1を超えており、アジア最高の映画祭という権威を誇った。
今年は、オンライン動画サービス(OTT)が制作したドラマシリーズ3本も映画祭で初披露される予定で、釜山国際映画祭のジャンルの幅を広げた。
釜山国際映画祭のプログラマーを務めたパク・ソンホ氏は「映画一本とほぼ変わらない制作費を費やしているため、皆さんが釜山映画祭を通して、世界初上映される素晴らしい作品を見ることができるものと期待されている」と明かした。
映画祭は、今月15日夕方に「映画の殿堂」野外劇場でリョン・ロクマン監督の映画『梅艶芳』を上映し、幕を降ろす。
