止まらない「イカゲーム」ブーム…ハロウィンの衣装からゲームや食べ物まで注目集める
2021年10月07日

アメリカの代表的な風習であり、祭りであるハロウィンが近づいてきた。10月31日になると子供たちは仮装をしてお菓子やチョコレートなどをもらう。日本でも近年、アニメのキャラクターなどの衣装を着て街を歩く人々の姿を見かけるようになった。
テレビで渋谷の様子が映されるたび、珍しい仮装をしている人に目が行くものだが、今年はその仮装の中に韓国ドラマ「イカゲーム」のキャラクターが登場するかもしれない。
■緑ジャージーにマスクまで...ハロウィン衣装が人気
Amazonなど、アメリカのオンラインショップでは、すでに「イカゲーム」の登場人物の服装が人気となっている。
アメリカのエンタメ情報誌Varietyは「“イカゲーム”のハロウィン衣装が、オンラインでは一足先に販売されている」という記事をあげ、「今年最も人気のあるハロウィン衣装のひとつになるだろう」と伝えた。
オンラインショップAmazonでは、「イカゲーム」の登場人物が着用した緑のジャージーやゲームの進行係が着用したピンクのジャンプスーツがそれぞれ30ドル(約3300円)ほどで販売されている。特にゲームの参加者である“ソン・ギフン”(イ・ジョンジェ)と“カン・セビョク”(チョン・ホヨン)が着用した456番と67番のTシャツとジャージーは人気のようだ。
フェンシングマスクにも見える進行係のマスクは19ドル(約2100円)ほど、ゲームを見守る責任者のフロントマンがつけていた黒仮面は17ドル(約1800円)ほどで販売されている。
衣装の人気を反映するように、一部商品はスピード配送で注文しても1週間以上かかるとの注意書きがなされた。
■「ダルゴナ」がSNS文化で注目…生ラーメンにも多くの関心
劇中、登場人物が命をかけて挑む様々なゲームは、SNSでも人気となっている。
特に「カルメ焼き(ダルゴナ)」に押された模様を、割らないように針で型抜きするゲームが人気を集めており、オンラインショップには、「ダルゴナキット」もある。AmazonやeBayなどは、“「イカゲーム」に出てきた”という商品説明と共に、「ダルゴナキット」を22〜36ドル(約2400円~4000円)ほどで販売している。
SNS上では「Dalgona Challenge」というタイトルの記事が連日上がっている。インスタグラムの「Dalgona」に関する投稿は、約28万件にものぼる。
フランス・パリで2日間開かれた「イカゲーム」体験館は、「ダルゴナ作り」や「めんこ」などをしに来た人たちでごった返したりもした。
遊びだけでなく、食べ物にも関心が注がれている。劇中、ギフンがラーメンを湯がかず、そのままをおやつのように食べた姿が話題となっているのだ。
ドラマに登場したすべてのものが注目されるため、各メーカーは「イカゲーム」のパロディで自社ラーメンの広報に乗り出した。
俳優たちに注がれた関心も尋常ではない。カン・セビョクを演じたチョン・ホヨンのSNSフォロワー数は韓国女優1位に浮上。デビュー後初めてアカウントを作成したイ・ジョンジェのフォロワーは3日で170万人を超えた。
俳優の人気はアメリカの人気トークショーへの出演にもつながった。俳優イ・ジョンジェ、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、女優チョン・ホヨンは、アメリカNBCのトークショー「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン (The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」(以下、「ジミー・ファロン・ショー」)に出演した。ジミー・ファロン・ショー」はボーイズグループBTS(防弾少年団)やポン・ジュノ監督らが出演したアメリカの看板トークショー。 5日(現地時間)、オンラインで収録され、6日に放送された。
見ていない人はいても、知らない人はいない「イカゲーム」。配信されたすべての国で一度はトップに上がった。劇中の要素が商品やパロディで具現化され、今やブームを超えたひとつの社会現象となっている。
