高まるステイタスのぶん、強くなったBTS…「僕たちはいつでも声を上げていく」

2021年11月30日

世界のエンタメ産業の中心であるアメリカ・ロサンゼルスを紫色に染めたグループBTS(防弾少年団)が、高まったステイタスを示すかのように、今一度堂々と自分たちの声を上げた。
社会的な問題にも関心を持ってきたBTSは、コンサート「PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」の2日目となる28日(現地時間)、ロサンゼルスのSofiスタジアムで開かれた記者懇談会でも、人種差別問題を克服するために努力するという意思を重ねて明らかにした。
リーダーのRMは「アメリカで“アジアン・ヘイト(アジア人に対する暴力や暴言)”問題に対するBTSの声が前向きな雰囲気をもたらしているが?」という質問に、「声を上げることができればいつも出したいし、できることをやればいいと思っている」と答えた。
BTSは今年3月にも西欧社会のアジア系嫌悪と関連してツイッターに、「心から憤りを感じる」とし、関連するハッシュタグを付けるなど、差別と嫌悪問題に対する立場を明らかにしたことがある。
RMは「アメリカで育ったのではないが、多くの障壁がある」と切り出した。
彼は「僕たちが歩んできた道を考えると、僕たちが作った音楽などが(母国でない)外国で暮らすアジア人に多くの力になれるということを光栄に思うし、うれしくもある」と強調した。
メンバーたちは最近ノミネートされた「グラミー賞(Grammy Awards)」に対する思いも率直に打ち明けた。
BTSはアメリカ最高権威の音楽賞に挙げられる「グラミー賞」の「Best Pop Duo/Group Performance」の候補に2年連続で名を連ねたが、当初期待されていた4大本賞、いわゆる“General Fields”にはノミネートされなかった。
これに海外メディアは、BTSがヒット曲「Butter」で今年、ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」の首位を通算10週獲得する大記録を達成した点を挙げながら、「BTSのButterがふられた」と批判したりもした。
RMは今年、「アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards、以下AMA)」で大賞格となる「Artist Of The Year」を獲得し、グラミー賞にも2年連続ノミネートされたこと自体に“大きな意味”があるとしながらも、相変わらず“障壁”が存在すると指摘した。
彼は「韓国で始まったアーティストとして僕たちが持ったアイデンティティ、言語、ジャンルの限界など、見えない壁がまだ存在する」と述べた。
SUGAは「まだ乗り越える障壁があるということに、また挑戦できるということにありがたく思う」としながら、「諦めずに挑戦すれば成功する」との意思を示した。
BTSは楽曲やダンスの他にも、世界に向けて彼ら独自の声を着実に上げてきた。
今年9月にアメリカ・ニューヨークの国連総会で開かれた持続可能な発展目標ハイレベル会議(SDGモーメント)イベントに、「未来世代や文化のための大統領特別使節」として、世界の青年たちの代表資格で出席した。
この場で「今、青年たちは変化に怯えるよりは、“ウェルカム”と言い、前に歩いていく世代」と、新型コロナウイルスで困難な状況でも前向きなエネルギーで日常を満たしていこうというメッセージを出し、ワクチン接種の重要性も強調した。

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