映画『パイレーツ2』のカン・ハヌル…「かっこいいのは僕に似合わない」
2022年01月20日

コメディ演技をかなりこなしてきたはずだが、俳優カン・ハヌルにつくイメージは、相変わらず“まっすぐ、優しい、実直”だ。
宝を探しに出た義賊と海賊、逆賊の冒険を描いたファンタジーアクション映画『海賊:鬼旗 (原題:해적: 도깨비깃발)』(パイレーツ2)で、彼は一大決心をしたかのようにボサボサの髪と無精ひげ姿を披露。あらゆることに見栄を張る義賊団のボス“ムチ”を見事に演じた。
18日に行われたオンラインインタビューで、カン・ハヌルは「元々、コメディ演技が好きだ」とし「カッコいい感じは、似合わないでしょ」と開き直った様子を見せた。
「最近の映画で最も大切なのは“ウィット”だと思う。マーベル作品を見てもそうだし、最近僕が見た『ドント・ルック・アップ』という映画もそう。コメディじゃなくても、笑いを与えることができる要素だ。観客もそういったものを望んでいると思う」
彼は「イメージチェンジのため、戦略的なキャラクター選択はしない」とし「台本を読んで、面白ければ引き受ける」と話した。
「台本でムチは無知で後先考えずに突進するキャラクターとして表現されていた。僕が体を動かし演じた時に、“ムチならあり得る”と、観客が自然に感じられるようにするのが僕の役目だった」
自称“高麗一の剣の使い手”であるムチを、自由奔放でがさつに作り上げたが、実はムチは高麗に忠誠を尽くした武士で、朝鮮となった地を離れ、大海原を漂い船に乗り込んだという過去を持つ。
カン・ハヌルは「そんなしっかりとした過去があったので、それが壊れた時、より多くの部分から解放されたのでは思った」と話した。
サポーターもせず、様々なアクションをこなしたことについて彼は「サポーターをすれば本当に全然痛くない」とし「痛くないのに痛いフリをするのが、できなさそうだったから付けなかっただけ。すごい情熱や役者魂ではない」と話した。
カン・ハヌルは「台本で見た時、“これをどのように実現させるんだろう”と気になったが、実際にスクリーンで見たら台本よりはるかに面白かった」とし「韓国のCG技術は本当にすごいと思った」と語った。
「全てのCGシーンが驚くべきものだったが、(映画に)登場する海に一番驚いた。南楊州 (ナミャンジュ)の山で撮影したのに、本当に海で撮ったかのようだった」
ミュージカルでデビューした彼は昨年、演劇「幻想童話 (原題:환상동화)」に出演するなど、舞台に対する情熱を絶えず示してきた。
彼は「どんな時も、いい作品があれば当然やらなければならないと思っている」とし「演技も深くなるし、勉強するきっかけになる」と話した。
「映画やドラマを始めたのも、実は公演のためだった。“僕がある程度、有名な俳優になれば、少しでも多くの方が見に来てくれるのではないか”、“そうして来た方々が、僕と共演したもっと素晴らしい俳優を知ってくれるのではないか”、そんな欲で始めた。そのことを忘れないようにと誓う意味で公演しているのもある」
絶えず忙しく走ってきた彼の新年の目標、そして悩みは決して大きいものではなかった。
「昨年もそうだったように、今年も大変なことがあるだろうけれど、その中で面白いことを探すのが僕の目標だ。これはいつも同じ。最近の悩みは撮影中のドラマが終わり、休みに入ったらどこに行こうかということ。海外に行きたいが、それは難しいので韓国内のどこに行こうか悩んでいる」
