ソルジ(EXID)、新譜『First Letter』を発売「今は歌手人生の初夏…私の楽曲が励ましになれば幸いだ」
2022年02月28日

「人生全体で見ると、今は暑い盛りの夏のよう。しかし歌手人生として見ると、ある程度経験を積んでいるので、初夏を過ごしているようだ」
1stミニアルバム『First Letter』をリリースしたガールズグループEXIDのソルジは、リモートインタビューで自身の歌手人生について、今を“初夏”だと述べた。
2006年にバラードグループ2NBで歌謡界に第一歩を踏み出してから16年。大衆的に知られたガールズグループEXIDとして2012年にデビューしてからも10年が経ったため、“春”ではないという話だ。
ソルジは「歌手の寿命はどのように過ごすかによって決められると思うが、私は私の寿命を長くみている」とし、「長く熟すほど、より輝くのが歌手だと思う。そんな面でまだ(歌手人生)の入り口だと思う」と述べた。
今回のアルバムが、ソロとしては初めて披露するフィジカル盤であるため、ファンたちへの最初の手紙だという意味で“First Letter”という名前を付けた。
アルバムにはタイトル曲「Fade away」をはじめ、別れのつらさを切なく盛り込んだ「Breaking up」、ソルジが直々に作詞に参加したリズム感が際立つ楽曲「Pillow」など計6曲が収録された。
タイトル曲「Fade away」はソルジだけの卓越した歌唱力と感性的な音色が特徴の楽曲で、一人の相手に対する物悲しさや思い出を描いた。タイトル(原題は“季節の果てで”)も2月末の冬の終わりとよく合っている。EXIDの同僚ジョンファとハニがタイトルの選定を手伝ったという。
ソルジは「冬の終わりは春が始まる時でもある」とし、「冷たいというよりは暖かな季節として記憶されているように思う」と述べた。
1月生まれの彼女にとって冬は、自身が生まれた季節でもあるので、幸せな記憶が多いと述べたが、最近は新型コロナウイルスの影響で、例年とは異なる経験をした。早く準備したソロアルバムの販売が遅れた上に公演までキャンセルされたからだ。
ソルジは「他の方々と同じで、つらかった忍耐の時間を過ごした」と振り返った。
「Fade away」は最近なかなか見られない起承転結がはっきりとしたバラードで、ソルジの繊細な感情と爆発的な歌唱力が調和し、濃厚な余韻を残す。
ソルジは「グループ活動をしながらダンスナンバーをたくさんやったので、バラードを選んだら新鮮だとおもった」とし、「グループ活動では、パフォーマンスと強烈なビートのダンスナンバーでお目にかかっていたとしたら、ソロとしてはバラードでお目にかかりたいという思いがいつもあった」と述べた。
さらに「ずっと記憶に残る楽曲になれば幸いだ」とし、「5年、10年後に聴いた時も、思い出になるようなステキなバラードナンバーになればと思う」という希望を明かした。
今回のアルバムを貫く主なキーワードは“慰め”。新型コロナウイルスでつらい時期に、歌詞を通じて力を得てほしいという思いで歌詞を完成させた。
ソルジは「収録曲『Pillow』は、ファンたちを思いながら愛情を込めて歌詞を書いた」とし、「ファンたちが私の歌を聴きながら休んでほしい、励まされてほしいという思いで作詞に参加した。私の歌が大衆の方々にとって“つかの間の休み”になれば幸いだ」と述べた。
EXIDがデビューしてから、今年でちょうど10年。この10年間決定的な瞬間はいつだったかと尋ねると、やはりヒット曲「UP&DOWN」の“チャート逆走行神話”を挙げた。
さらに「ガールズグループに挑戦したことが最初の決定的な瞬間だった。そして『UP&DOWN』のアルバムが出る前、最後のアルバムだと思って挑戦し、諦めなかったおかげで、逆走行に成功し、多くの愛を受けたのだと思う」と付け加えた。
彼女は「諦めないというその決断がなかったら、今の私も、多くの方に愛されるEXIDというグループもなかった」とし、「私を信じてくれる家族がいたので、頑張ってこられたし、自分自身を信じられた」と振り返った。
つらい時期に、自身をつなぎとめてくれた楽曲は、“国民的MC”ユ・ジェソクがバラエティ番組を通じてリリースした楽曲「As I Say」だったという。ユ・ジェソクが新人時代の困難を乗り越えて成功した経験を楽曲に盛り込んだというエピソードに、涙をながしながら楽曲を聴いたという。
ソルジは「誰もが皆、大変な時間があると思う」とし、「夢を叶える過程を見ることは、強い励ましとなる。私も私の人生が、誰かにとってお手本になるよう一生懸命生きようと思う」と述べた。
ガールズグループのメンバーとしてではなく“歌手ソルジ”を大衆に印象付けたまた別のきっかけは各種テレビ音楽競演番組だった。ある番組では“ガールズグループの歌唱ラスボス”というキャッチフレーズも得た。
ソルジは「競演番組であまりにも大きな愛をいただいたので、今回の楽曲でごあいさつしながら心配にもなったし、プレッシャーもあった」とし、「大衆がソルジに期待するものがあると思ったから」と述べた。
それとともに「このような部分を、アルバムの準備中に悩んだ。苦悩した結果をタイトル曲に溶け込ませようと努力した」とし、「感情の動きの部分や、それを爆発させた時、訴求力が深く聴こえるように力を注いだ」と付け加えた。
ソルジは来月26日から27日まで、ソウル・江南(カンナム)区の白岩(ペクアム)アートホールで初のソロコンサートを開きファンたちと会う。
他のソロ歌手たちと差別化された部分について尋ねるとソルジは「私のジャンルだけが、バラードのようだが(笑)ガールズグループの楽曲というよりは、ソロ歌手、ボーカリストの楽曲として聴けるように準備した」と答えた。
