女優ユン・ヨジョン、米アカデミー賞にプレゼンターとして登場

2022年03月29日

昨年、アメリカのアカデミー賞で機転の利いた話術を披露し、拍手喝さいを受けた女優ユン・ヨジョンが、今年はプレゼンターとして舞台に立った。
彼女は、聴覚障害者の受賞者を手話で発表し、ロシアから侵略されたウクライナを指示する意味の青いリボンをつけて授賞式に出席。再び話題の的となった。
昨年は、助演女優賞の受賞者として、今年は助演男優賞のプレゼンターとして舞台に上がったユン・ヨジョン。
受賞者の名前が書かれた封筒を開け、『ミナリ』ではないと述べた後、手話の動作を見せた。
手話通訳士のキム・スニョン氏は「ユン・ヨジョンさんがなさった動作は祝福するという意味。その次に“Y”を表示したが、これはその俳優のサインネーム(聴覚障害者の間で使われる、特定の人物を簡単な手話で表現するあだ名)で、俳優のトロイ・コッツァー(Troy Kotsur)のことであったようだ」と説明した。
聴覚障害者の受賞者を祝福し、客席にも拍手をうながす手話を送った。
トロフィーを渡したプレゼンターは席を離れなければならない。しかし、ユン・ヨジョンは手話でスピーチしなければならない受賞者のためにトロフィーを代わりに持ち、最後までそばに立った。
トロイ・コッツァーは「この場に立つことになって驚いているし、私がここにいるということが信じられない。私の作品を認めてくださったアカデミー委員に感謝申し上げる」とコメントした。
そして青いリボンをつけて授賞式に出席した世界の映画関係者は、30秒間の黙とうをし、ロシアの侵攻で苦しんでいるウクライナに連帯の気持ちを送った。
ユン・ヨジョンも難民とウクライナ国旗を象徴する青いリボンをつけた。
平和を祈願するメッセージを伝えながらも、カメラの前で冗談を飛ばす余裕は相変わらずだった。
ユン・ヨジョンは「今日は朝食しか食べられなかった。スムージーだけ飲んだ。一日中、髪もセットしなければならないし、メイクもしなければならないから。私はドレスを着るのが嫌い」と述べた。
昨年、助演女優賞を受賞した際、「最高になるための競争ではなく、みんなで一緒に“最も尊く大切な存在”になろう」と語っていたユン・ヨジョン。
手話や平和のメッセージを通して、世界の人々に今一度大俳優の風格を見せた。

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