映画『春の日』出演のソン・ヒョンジュ、「演技しながら胸が痛かった」
2022年03月31日

スクリーンとお茶の間を行き来しながら、幅広い演技を披露してきた俳優ソン・ヒョンジュが家族に厄介者扱いされる家長に扮する。
映画『春の日 (原題:봄날)』は、かつて暴力団組織のトップだったのに、今は家族の厄介者へと転落してしまった世間知らずの “ホソン”が、あらゆる人脈の集まる父親の葬式の香典で一発大きく儲けようとするも、事件に巻き込まれていく物語だ。
8年ぶりに出所したホソンを演じたソン・ヒョンジュは、30日に開かれたオンライン制作報告会で「プロットがしっかりしているシナリオだったので、この作品を選んだ」と明かした。
彼が担ったホソンは、弟にとっては厄介者、子供たちにとっては恥ずかしい父親だ。ソン・ヒョンジュは「演技しながら、とても胸が痛かった」と話した。
彼は「切なくて出たホソンの行動は、他の人にとっては世間知らずの行動、やってはいけない行動に見えるかもしれないが、全てのことを挽回したいという気持ちから出たもの」だとし「映画の後半を見れば、共感できるだろう」と語った。
脚本と演出を務めたイ・ドング監督は「葬儀場は死と人生が共存する空間でありながらも、人間群像の内側が現れる風景が映画的」だとし「祖父の葬儀場で肩を落とす父親の後ろ姿を見て、漠然と映画を作らなければならないと思った」と述べた。
イ監督は「ホソンが第2の人生を生きたいと思うのは、家族のためであるし、だからこそ最善を尽くす」とし「家族映画であるが、自分が家族にとってどんな存在なのか改めて探ることができる映画」だと紹介。
また「低予算で映画の企画をし、投資も難しかったのに、無理だと思っていたキャスティングが希望どおりできて、うれしかった」と話した。
ソン・ヒョンジュは「監督が言ったように、スタートから甘くはなかった。俳優も多くのものを下ろして始めた」とし「俳優も監督も全員、初対面だったが息がぴったりだった」と伝えた。
ホソンの弟“ジョンソン”を演じたパク・ヒョックォンも「初めて会ったのに、前の週に一緒に撮影をしたような感じだった」と話した。
ソン・ヒョンジュは「公開を待つ韓国映画が100本以上ある中で、4月に公開されるなんて本当にラッキーだ」とし「多くのことが込められていて、多くのことを与えてくれる映画だと伝えたい」と説明した。
パク・ヒョックォンも「今冬は、とても長く感じた」とし、「早く暖かい春の日が来てほしいし、そんな春に私たちの映画『春の日』に興味を持ってくださればうれしい」とした。
チョン・ソギョンが、ホソンの友人“ヤンヒ”に扮し、おせっかいで空気の読めないキャラクターを演じる。パク・ソジンが結婚を控えるホソンの娘“ウンオク”を務めた。
