チョン・セウンが送る“励まし”…「恐怖ではなくトキメキを感じて」

2022年05月12日

「遅くても大丈夫。一番前ではなく一番後ろに座るのも悪くない。前にあるすべてのものを見ることができるから。急ぐ必要はないというメッセージを伝えようと歌詞も直した」
歌手チョン・セウンは11日午後、ソウル・麻浦 (マポ)区で開かれた5thミニアルバム「Where is my Garden!」の発売記念ショーケースで、「何も考えないでリラックスして休むことができる場所が必要だという思いから、このアルバムを書いた」とし「忙しくて大変な日常の中で、たまに休みたい時は、いつでもこのアルバムを聴いて力とエネルギーを得てほしいという気持ちを込めた」と話した。
この説明のように、彼は現実を癒す「Garden (庭)」という空間を今回のアルバムの背景にし、若者に送る様々な形の「励まし」を盛り込んだ。
アルバムにはタイトル曲「Roller Coaster」をはじめ、夢幻的なギターサウンドと力強いビートが調和する「10 Minutes」、一日中ある人だけを想う場面を読書に例えた「Book」、ポップジャンルの楽曲「Nerdy」、チョン・セウン自らがサックスを演奏した「Pull me down」など、計6曲が収められた。
チョン・セウンは今回、アルバムすべての作曲を担当。プロデュースも行い、シンガーソングライターの一面を見せた。
タイトル曲「Roller Coaster」は、チョン・セウンの甘い歌声が際立つ明るいファンクな楽曲だ。有名作詞家キム・イナが歌詞を書き、ジェットコースターで抱く感情を、耐えがたい現実に当てはめ、この時代を生きる若者に励ましのメッセージを送った。
チョン・セウンは「生きていれば、ジェットコースターのように嬉しいこと、悲しいこと、良いこと、悪いことが起きるが、これに左右されず、恐怖ではなくトキメキを感じようと伝えたかった」とし「“高い位置にいても、低い位置にいてもどこにいても楽しもう”と」と述べた。
このような「励まし」というキーワードは、タイトル曲だけでなく、アルバム全体に及んでいる。
彼は収録曲「10 Minutes」について、「自分でも変えたい自分の姿があるはず」、「しかし、そこから抜け出そうとしても思い通りにならず、繰り返してしまう時がある。そんな時、10分だけ考え、新しい道を行ってみようと勇気を与える曲」だと紹介した。
2017年、オーディション番組に出演したチョン・セウンは、秀でたダンスと歌の実力で一躍有名になった。同年8月には1stミニアルバムで正式デビュー。
アイドルの一面を持ちながらも作詞・作曲・プロデュースを行うミュージシャン、チョン・セウンは、自分をどのように定義するのか気になった。ちょうど今回のアルバムでは、ギター演奏の代わりに、久しぶりの振り付けを披露するはずだ。
彼はこの質問に「僕も僕を定義するのが難しい」とし「誰かが、この質問をするなら (ゆっくり休むことができる)庭のような歌手だと伝えたい」と話した。
そして「僕はこの“シンガーソングライドル” (シンガーソングライター+アイドル)の道を特別だと思っていて、踊るのは恥ずかしくない」とし「むしろこれを楽しみながら、図々しくなる能力を身に付けたようでうれしい」と話した。
「今回のアルバムを貫くテーマは“励まし”だが、客観的に大丈夫ではないものは大丈夫ではないとも言いたかった。そんなキーワードがアルバムに自然と溶け込んでいる」

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